賃貸の壁だって気にしない!「ひっつき虫」は繰り返し使えてコスパも◎【文具のツボ】

■「ひっつき虫」の使い方

「ひっつき虫」は、ちぎって使うソフト粘着剤です。シートから離した粘着剤は、丸めたり、横に伸ばしたりして、壁に固定したいものの裏に貼って使います。

▲1枚のシートから、55片の「ひっつき虫」が使える

▲必要な分だけ「ひっつき虫」をちぎる

▲「ひっつき虫」は、用途に応じて変形させられる。壁に固定したいものの裏に貼り付けよう

■ポスターなら約200gまでOK!

「ひっつき虫」1片の大きさは、指先に乗る程度の大きさ。しかし、大きめのポスターや絵、写真などをしっかり固定できます。B1サイズ(728×1030mm、約200g)のポスターでも、四辺に「ひっつき虫」を1片ずつ貼れば壁への固定が可能。テープや画鋲を使わないので、ポスターや絵のイメージを損ねずディスプレイできます。

▲紙の四辺に1片ずつ「ひっつき虫」を貼り付けた

▲「ひっつき虫」で壁に固定すると……

▲しっかり貼り付けられた!

紙を壁から外したいときは、「ひっつき虫」ごとゆっくりはがせばOK。なお、壁の材質によっては、「ひっつき虫」の一部が残ることがあります。そんなときは、「ひっつき虫」が残っている部分をガムテープやマスキングテープで「トントン」と軽く叩くと、取り除けることが多いです。紙本体に「ひっつき虫」が残った場合も、同じ方法で目立たない程度に取り除くことが可能。しかし、壁よりは跡が残りやすいので、1点ものの作品に使う際は注意しましょう。

 

■名刺や領収書を壁に貼っても◯

「ひっつき虫」は仕事でも活用可能。デスク周りの壁に、直近で処理する領収書やもらったばかりの名刺を「ひっつき虫」で貼っておけば、いつでも確認できます。

領収書や名刺程度なら、1片の「ひっつき虫」をさらにちぎり、紙の一部分に貼り付ければ問題なく固定できます。

 

■置物の固定にも!

玄関の置物にうっかり手を触れて落としてしまった――。そんな経験ありますよね。「ひっつき虫」は、そんな“うっかり”対策にも役立ちます。使い方は、「ひっつき虫」を置物の底に貼り、置きたい場所に固定するだけ。

▲置物の底に「ひっつき虫」を貼り付ける。置物に使う場合、「ひっつき虫」を伸ばしてから貼り付けると、安定しやすい

▲置物を固定したい場所に置く

これで、少し手が当たった程度では動かなくなります。「ひっつき虫」の“固定する力”を利用すれば、写真撮影で被写体の角度やポーズを一時的に固定することも可能です。

 

絵やポスターを、壁に傷を付けずに貼り付けられる「ひっつき虫」。置物の固定にも使えるので、部屋のディスプレイにこだわりがある人は、是非使ってみてください。1シート入りが356円、5シート入りが1674円です。なお、1度使った「ひっつき虫」は10回程度なら繰り返し利用できます。

>> コクヨ「ひっつき虫」

 


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(取材・文/神戸紅実子

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かんべくみこ/エディター、ライター

編集プロダクション「ゴーズ」に所属。”平成生まれ昭和育ち”ながら、スマホやアプリに関する記事を若者文化に乗り遅れまいと執筆中。東横線ユーザーだが、ときどき中央線沿線にも出没する。

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