■ペースト状にした重曹で汚れを落とす
お手入れの第2段階では、重曹をペースト状にして使います。重曹と水を混ぜ、水溶き片栗粉ぐらいの濃さになったら、歯ブラシを使って靴の汚れを落としていきましょう。
下の写真は、水ですすぎ1日乾かした状態です。洗っていないもう片方の靴と比べると、汚れが随分落ちたことがわかります。
“元通り”とまではいきませんが、普段使いとして十分耐えられる見た目に回復しました。急な大雨や、「水たまりにはまってしまった!」といった“アクシデント”があっても、重曹を使ったお手入れ方法を知っていれば安心です。
■ちょっとした汚れ落としに役立つ意外な“アレ”
どんなに気をつけていても、スニーカーの白いゴム部分は汚れがち。スニーカー本体の色は気に入っているのに、ゴム部分の汚れが目立って残念な気持ちになることも。
そんな“ちょこっと汚れ”に、実は消しゴムが役立つってご存知でしたか? 汚れている部分を消しゴムでこするだけ。これなら、出かける直前に見つけた汚れも、手軽に落とせますね。
今回は、重曹をはじめ、歯ブラシや消しゴムなど、身近なもので靴の汚れを落とす方法を紹介しました。普段使いの靴だからこそ、お手入れに身近なアイテムを使えるとうれしいですよね。毎日の“相棒”を手軽に長持ちさせる方法を見つけて、雨の多い季節もアクティブに動き回りましょう。
[関連記事]
汚れたエアコンを100均グッズで掃除してみた
(取材・文/神戸紅実子)
編集プロダクション「ゴーズ」に所属。”平成生まれ昭和育ち”ながら、スマホやアプリに関する記事を若者文化に乗り遅れまいと執筆中。東横線ユーザーだが、ときどき中央線沿線にも出没する。