それでは、大同電鍋を使ってみましょう。
内容物はこんな感じ。外釜、内釜、内釜フタ、外フタにしゃもじ、計量カップ、そして蒸し料理に便利なスチームプレートが付属しています。一応「炊飯器」ということで、まずは手始めにご飯を炊いてみることにしました。普段、炊飯器で炊くときと同じように内釜にお米と水を入れてセット。外釜にも水を注ぎます。
フタをしてスイッチオン。
しばらくするとゴトゴトゴト…とすごい音をたて始めました。故障ではなく、こういうものなのだそうです。こんなところも、静音にも配慮した設計を!という、日本の家電とはひと味違う点。「一生懸命働いてまっせー!」という、電鍋からのアピールのような気がして、笑ってしまいます。
20分ほどするとバチン!とスイッチの上がった音がしました。ご飯が炊きあがったようです。恐る恐るフタを開けてみると…。
おぉ~バッチリ炊けてます。こんな短時間でご飯が炊けるなんて、ちょっと驚き&感動! 続いて、鄒さんのおススメでもある、カレーを作ってみることにしました。
完成! にんじんやじゃがいもにもしっかり火が通っています。蒸したせいで、甘くてやさしい味わいです。
残ったカレーは内釜ごと冷蔵庫に入れておくこともできるので便利。
次は、市販の冷凍シューマイを温めてみることにします。
内釜は使わず、お皿に載せたシューマイをそのまま蒸しました。もちろん付属のスチームプレートを使うのもよし。ノールールなので、自由に好きな使い方を。
一口食べて、あれ?冷凍シューマイってこんなにおいしいんだっけ? というのがファーストインプレッション。ふっくらジューシーで、電子レンジで温めたときとは明らかに違います。蒸気の力が、食べ物の最大のポテンシャルを引き出してくれるようです。冷凍ご飯も炊きたての味になっちゃいます!
おまけ。最後に余った材料で、肉じゃが風煮物を作ってみました。
いつもよりじゃがいもがほくほくしていて、めちゃくちゃおいしい! 味がぎゅっとしみ込んでいます。
スイッチを押すだけで、火加減を見る必要もなく、あとは放っておくだけで調理ができるのは、嬉しいかぎり。コレひとつで何でも作れるし、アイデア次第でいろんな使い方が広がります。大同電鍋ファンによるFacebookなどもあるので、参考にするのもよいですね。
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(取材・文/増岡真理<メディアム>)