適当でOK!台湾の万能炊飯器「大同電鍋」を使ってみた!

それでは、大同電鍋を使ってみましょう。

内容物はこんな感じ。外釜、内釜、内釜フタ、外フタにしゃもじ、計量カップ、そして蒸し料理に便利なスチームプレートが付属しています。一応「炊飯器」ということで、まずは手始めにご飯を炊いてみることにしました。普段、炊飯器で炊くときと同じように内釜にお米と水を入れてセット。外釜にも水を注ぎます。

▲米2合に対して外釜にカップ1杯の水を入れてみました。正直、これが多過ぎるのか少な過ぎるのかはたまた、ちょうどよいのか…全然想像がつきません!

フタをしてスイッチオン。

しばらくするとゴトゴトゴト…とすごい音をたて始めました。故障ではなく、こういうものなのだそうです。こんなところも、静音にも配慮した設計を!という、日本の家電とはひと味違う点。「一生懸命働いてまっせー!」という、電鍋からのアピールのような気がして、笑ってしまいます。

20分ほどするとバチン!とスイッチの上がった音がしました。ご飯が炊きあがったようです。恐る恐るフタを開けてみると…。

おぉ~バッチリ炊けてます。こんな短時間でご飯が炊けるなんて、ちょっと驚き&感動! 続いて、鄒さんのおススメでもある、カレーを作ってみることにしました。

▲まずは内釜に肉と野菜を入れ、蒸し状態に。あとは普段カレーを作るときと同じ手順で煮込みます

完成! にんじんやじゃがいもにもしっかり火が通っています。蒸したせいで、甘くてやさしい味わいです。

▲ご飯もカレーも両方大同電鍋で作れました

残ったカレーは内釜ごと冷蔵庫に入れておくこともできるので便利。

次は、市販の冷凍シューマイを温めてみることにします。

内釜は使わず、お皿に載せたシューマイをそのまま蒸しました。もちろん付属のスチームプレートを使うのもよし。ノールールなので、自由に好きな使い方を。

一口食べて、あれ?冷凍シューマイってこんなにおいしいんだっけ? というのがファーストインプレッション。ふっくらジューシーで、電子レンジで温めたときとは明らかに違います。蒸気の力が、食べ物の最大のポテンシャルを引き出してくれるようです。冷凍ご飯も炊きたての味になっちゃいます!

おまけ。最後に余った材料で、肉じゃが風煮物を作ってみました。

いつもよりじゃがいもがほくほくしていて、めちゃくちゃおいしい! 味がぎゅっとしみ込んでいます。

スイッチを押すだけで、火加減を見る必要もなく、あとは放っておくだけで調理ができるのは、嬉しいかぎり。コレひとつで何でも作れるし、アイデア次第でいろんな使い方が広がります。大同電鍋ファンによるFacebookなどもあるので、参考にするのもよいですね。

>> 大同日本

 


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(取材・文/増岡真理<メディアム>)

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