今回、話を伺ったのは、全国に35店舗展開するスポーツサイクル専門店“ワイズロード東大和店”副店長の池田英司さん。ツール・ド・フランスを見てロードレーサーにハマったという、スポーツサイクル愛用歴13年の自転車のプロに、自転車通勤を始めるにあたって、選ぶべき自転車や選び方、必要なアイテムなどを教えてもらいました。
通勤に適した自転車とはどのようなものでしょうか?
「ある程度の距離を走ることを想定すると、スポーツバイクがよいでしょう。スポーツバイクは、人間が出した力がそのまま推進力に変わるので漕ぎやすく、ギアの数が多いので、道や距離によって細かく対応できます。スポーツバイクの中でも、初心者におすすめなのがクロスバイク。ハンドルが一直線なのが一目で分かる特徴です」
クロスバイクは4万円くらいからあるので、入門機ならまずはこの価格帯でOK。
▼池田さんのおすすめ自転車「その1」
クロスバイク/ANTARES
価格:3万9800円(税別)
「ワイズロードオリジナルブランド“ANT★RES”のクロスバイクです。価格もリーズナブルで、入門としては最適の一台です。もちろん通勤にもおすすめ。11,7kgという超軽量のアルミ製のフレームと、前輪が3速、後輪が7速の21速のギア変速という高機能が自慢です」
▼池田さんのおすすめ自転車その2
クロスバイク/RAIL700
価格:4万5000円(税別)
「スポーツバイクは、本体以外のものはオプションになることが多いのですが、こちらはスタンドとペダルの他、ライトとベルも付属したモデル。お得感があると思います。サドルのクッション性も高く、乗りやすさと安定性を備えた一台です」
池田さんによると、クロスバイクからスタートして、もう少しスピードを出したり、長距離を走ったりしたいという人はロードバイクがおすすめとのこと。
▼ロードバイク/cannondale
11万5000円(税別)
「ロードバイクの特徴は、スピードが出しやすく、長距離を走れることです。自転車メーカー“キャノンデール”のロードバイクは、レースでも使えるほどライディングパフォーマンスが高いモデル。スポーツバイクにハマると、クロスバイクからロードバイクへ移行していく人も多いんですよ」