「JONAS」は、スマホと連動していろいろなことができるスマートアンブレラです。
帽子をかぶった紳士の顔を模したハンドル部分が特徴的。首元に見える黒い蝶ネクタイは傘を開くボタン、白いシャツの襟は傘の留め具になっています。
帽子をパカッとはずして乾電池を入れます。傘側の準備はこれだけで完了。ジャイロセンサーが傘の動きを感知して作動します。
スマホ側には専用アプリ「OPUS ONE SMART UMBRELLA JONAS」 をインストール。自分の持っている機種に応じて、AppStoreまたは、Google Playからダウンロードしてください。
位置情報、通知送信許可を求めるメッセージが出るので同意し、天気予報を取得したいエリアを登録します。データは「Yahoo!天気」の情報を利用する仕組みになっています。Bluetooth接続をオンにしておくのを忘れずに。ペアリングに成功すると帽子上部のLEDが点滅します。
傘で地面をトントンと叩いてみると……。
帽子の頭頂部が緑色に光りました! 緑色に光ると晴れ(傘が不要)、赤色に光ると雨(傘が必要)という意味。「曇りのち雨」など、現在は雨が降っていないけれども傘が必要になりそう、という天気のときにはちゃんと赤く光ってくれるので安心です。タワーマンションの高層階に住んでいる人などは助かりそう。家を出る前に玄関先でJONASをトントンすれば、今日は傘を持って出かけるべきか否かが分かります。下まで降りてから雨に気づいて傘を取りに戻るショックと、時間のロスから解放されるはずです。
JONASには他にもいろいろな機能が搭載されています。傘を置いたままその場を離れるとスマホにアラートが表示。音と振動でも教えてくれます。
また、最後に接続した位置を地図で表示させることができます。GPSを搭載しているわけではないので、正確な位置ではありませんが、どこかに置き忘れてしまった!というときにの手がかりとして使えそうです。
反対にJONASからスマホを探すことも可能。10~15秒ほどJONASを振り続けるとスマホが音を出して知らせてくれます。
また、傘をさした状態でスマホに電話やメールがくると、ハンドル部分が振動して着信を知らせてくれます。