■ロシアンシャンパーニュ?とキャビアを発見!
ワインコーナーで、ラベルに「Russian Champagne」と書かれているボトルを発見! これは驚きました! シャンパーニュはフランスのシャンパーニュ地方のワインにしか使えない原産地呼称のはずですが、ロシアン・シャンパーニュとはいかに!?
兎にも角にも飲んでみましたが、ちょっとお安いスパークリングワインといった味わいでした。このワインがいつも置かれているかどうかはわかりませんが、興味ある方はぜひ飲んでみてください(笑)
もうひとつ驚いたのは、ここには他の2つのラウンジには置いていないキャビアがあったことです。
別料金を払う必要がありますが、本場ロシアのキャビアがラウンジで食べられるなんて、素晴らしい! でも、価格が安いのか、高いのか?ロシア通貨表示なので、計算してみましょう。キャビアは、上のフロアにも下のフロアにも置いてありました。欲しい方は、受付へどうぞ。
本家シャンパーニュには、キャビアがマリアージュされることが多いですから、キャビアとロシアン・シャンパーニュの組み合わせを試してみるのも面白いかもしれません(笑)
すでに2つのラウンジをハシゴし、お腹も膨れていたので、ここでは、そば粉のクレープとデニッシュ、ドリンクはロシアン・シャンパーニュ(右下)をいただきました。
このラウンジは、フードは他の2つと同じでも、フロアのデザインと雰囲気、明るさが違います。ガラス張りで開放感があり、シンプルでスタイリッシュ。心地よいモダンなカフェ風で、落ち着きます。
画像右手のカウンターに座ると、眼下にエアーサイドの様子が見えます。
32番ゲートの待合席や外の飛行機が見えるので、それを眺めながらゆったりと過ごすのもいいですね。
トイレ(女性用)の洗面所もガラス張りでした。
ここのラウンジは、とにかく明るくて開放的です。窓の外の飛行機を眺める楽しみがある上、32番に近いゲートから乗るなら、ロケーション的にも便利です。個人的には、3つのラウンジの中で一番気に入りました。
なお、Dターミナルには、国内線専用のラウンジが2つあります。
▼Gallery Lounge ―Moscow Sheremetyevo (Terminal D)
営業時間:24時間.
所在地:国際ターミナル内、エアーサイドの32番ゲートの向かい側
利用条件:最大3時間まで/禁煙/2歳未満の子供は無料で同伴可
設備:ソフトドリンク/アルコール類/軽食/テレビ/新聞&雑誌/シャワー/Wi-Fi/インターネット/電話/FAX/エアコン/フライトインフォメーション/車椅子利用可
※リポート内容は2017年3月時、ラウンジデータは2017年7月現在のものです。
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(取材・文/綿引まゆみ)
ワイン専門誌や料理系雑誌での記事執筆をはじめ、日本ソムリエ協会webサイトのコラムなどを執筆。ワインセミナー、トークショー、海外のワインコンクール審査員など、幅広い活動を行なっている。チーズプロフェッショナル、ビアソムリエ、コーヒー&ティーアドバイザーの資格も所有。スイーツ好き。