■タブレットで歯磨きができるんです!
LUSHが販売する「DIRTY トゥースウォッシュ」は歯磨き用のタブレット。
「タブレットなのに歯磨きって?」と、商品名からしてワクワクしてしまいますね。でも、これで本当に歯磨きができるのです。
使い方は、タブレットを歯で噛み砕き、水で濡らした歯ブラシで磨くだけ。筆者の場合、タブレットを砕いたとき最初に感じたのは「しょっぱい!」という感覚。個人差はあるかもしれませんが、塩で初めて歯を磨いたときの感覚に似ています。
「何か不思議なものを噛んでいるな」という感覚はあるものの、異物感はさほどなく、ブラシを動かしているうちに泡が口内に行き渡ります。あとは、普段と同じように歯磨きをすればOK。口を水ですすいだあとは、程よい刺激と爽快感を楽しめます。
販売価格は950円。少し割高な感じもしますが、ひとつのボトルに相当数のタブレットが入っているので、コスパは悪くないと思います。また、ボトルが手のひらにおさまるサイズなので、持ち運びに最適。旅先で手早く歯磨きをしたいときにも便利です。何より、LUSH独特の書き文字やデザインが目を引くので、話のネタにもなりそう。
■30秒でできる口臭ケア!
人と会う前に、急に口臭が気になる。男女問わず、そんな悩みを持っている人も多いでしょう。筆者も、出先で急に思い立って口臭ケアグッズをコンビニで買うことがあります。けれど、いち社会人として“頼れる口臭ケアグッズ”を常備しておきたいもの。
「クチュッペL-8020マウスウォッシュ」は、「L8020乳酸菌」入りの洗口液です。と言っても、「L8020乳酸菌」が何だかよくわかりませんよね。
L8020乳酸菌は、健康な歯を持つ人の口内から発見された乳酸菌の一種。口内の汚れを減らす効果があるとされています。「クチュッペL-8020マウスウォッシュ」自体は2014年に“世界初のL8020乳酸菌入り洗口液”として発売されましたが、2017年の6月にL8020乳酸菌の濃度を濃くしてリニューアル販売されました。なお、リニューアル製品には殺菌剤が含まれていません。
今回筆者が試したのはポーションタイプ。フレーバーはノンアルコールのソフトミントを選びました。
使い方は、口に含んで20~30秒すすいだあとに吐き出せばOK。歯磨きのあとに使うとより効果的だそう。さっそく使ってみたのですが……。
口に広がったときの感覚や、液体の匂いはかなり独特。「低刺激」とパッケージにあるので、強いピリピリ感はありませんでしたが、歯磨き粉程度の刺激に慣れている人は、最初抵抗感があると思います。
とは言え、20~30秒すすいでいると最初の刺激は少しおさまります。むしろ、「適度な刺激で目が覚めた!」という感覚の方が大きかったです。
多少の意外感はありましたが、1回分の容量がポーションひとつに収められているので、出先で手早くオーラルケアをしたいときに便利だと思います。うっかり匂いの強いものを食べてしまったあとにも役立ちそうです。面接や会社訪問の前に、口のなかを清潔にしたいときにいかがでしょう。
「クチュッペL-8020マウスウォッシュ」の販売価格は、ポーション3個入りが211円、22個入りが1080円です。ほかにスティックやボトルタイプも販売しています。
■口の粘つきスッキリ! 上品なアロマで気分もUP
diem「ボタニカルマウスウォッシュ」は口臭・歯周病予防や、ブラッシングを併用することで虫歯や歯石の沈着を防ぎ、歯のヤニを取り除く効果が期待できます。
適量を口に含んだらよくすすぎ、吐き出しましょう。「マウスウォッシュをはじめて使う」という人は、口内のケミカルな液体に少なからず抵抗感を抱くと思いますが、「ボタニカルマウスウォッシュ」にそれほど違和感はありませんでした。むしろ、口のなかにひろがる、かすかな甘さが心地よかったです。
なお、今回筆者は「ローズアロマ・ミント」の香りを購入したのですが、容器のフタを取るとほんのりバラの香りがかげる程度なので、男性でも抵抗感なく使えるでしょう。
マウスウォッシュを吐き出したら、今度はブラッシング。これで、歯石の沈着や虫歯を防止できます。販売価格は1080円。筆者はボトルのデザインにも魅力を感じました。殺風景になりがちな洗面台に、ちょっとおしゃれなボトルを置いておけば華やいだ感じになりそうです。
余談ですが、今回筆者がオーラルケア製品を調べたのは、「疲れて帰宅すると歯を磨く気力がない」なんて日が続いたからです。そこで歯磨きが楽しくなるようなグッズはないかと探し当てたのがこの3製品でした。
もし「歯磨きを後回しにしがち」という人がいたら、洗面台におしゃれなオーラルケアグッズを並べて、脱虫歯・脱ものぐさを目指してください。
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(取材・文/神戸紅実子)
編集プロダクション「ゴーズ」に所属。”平成生まれ昭和育ち”ながら、スマホやアプリに関する記事を若者文化に乗り遅れまいと執筆中。東横線ユーザーだが、ときどき中央線沿線にも出没する。
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