TRD、NISMO、STI、そしてMUGENと、自動車メーカー直系のチューナー各社が、自慢のチューニングカーを持ち寄った「2015ワークスチューニンググループ合同試乗会」。前回のNISMO編に続いて今回は、TRDの各モデルを紹介します!
TRDは、トヨタ・レーシング・ディベロップメントの頭文字に社名の由来があり、その名のとおり、トヨタ車のモータースポーツ用車両やアフターパーツを開発する組織。現在は、トヨタテクノクラフト社の一部門となっています。スーパーGTのレースカーや国内ラリーへの参戦車両、そして「86」や「ヴィッツ」のワンメイクレースカーなどを手掛けています。
また最近では、TRDが開発した86ベースの「86 TRDグリフォンコンセプト014」が、筑波サーキットでのタイムアタックで58秒407をたたき出し、クルマ好きの度肝を抜きました。
このグリフォンコンセプトをベースに、100台限定で市販した「14R-60」(630万円)は、すでに完売してしまいましたが、そこで得たノウハウをつぎ込んだ、いわば精神的な後継モデルが、今回ドライブした「14R」(376万7237円〜)。時折、ドシャ降りとなる雨の箱根で、その真価の一端に触れてきました。
空力追求の効果をはっきりと体感できる14R
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