■Wi-Fiで音楽CDを取り込んでみた
では早速Wi-Fiを使ってスマホにCDの音楽を取り込んでいきましょう!
CDレコを使う前に、まずはCDレコのアプリをインストールします。
本体に付属のACアダプターを接続し、電源を入れます。スマホの設定からCDレコのWi-Fiを選択して接続。ネットワーク名とパスワードは、添付の「Wi-Fi設定シート」もしくは本体裏面に記載されています。
「Wi-Fi設定シート」にはQRコードも記載されており、CDレコのアプリでQRコードを読み取ることでWi-Fi設定もできます。
接続が完了したら、アプリを起動し、いざ音楽を取り込みます。
まずは画面左上のメニューアイコンをタップし、「CDを取り込む」をタップします。
CDレコにCDをセットすると、CDの読み取りが始まり、CD情報から取り込みたい楽曲を選択します。ここでは全27曲を選択し、取り込みをスタートします。
60分のCDを取り込むのにかかる時間はiPhoneで約7分、Androidでは約10分。パソコンやアプリを立ち上げる作業時間を考えると、時間も有効に使えますね。
取りこんだ楽曲は、アーティスト/アルバム/曲のリストからそれぞれ確認できます。
インターネットから自動で曲情報を取得するので、再生中に歌詞を楽しめるのも魅力です。
アーティストのプロフィールやニュース、ディスコグラフィーを読んで楽しむこともできます。
以上Wi-Fiタイプを使ってみましたが、ケーブルを使った場合も「Wi-Fiをつなぐ」を「ケーブルをつなぐ」に変えただけで、アプリを使って取り込む手順は同じです。
今回紹介した2製品のほかにも、7月に発売された新製品「CDRI-LU24IXA」は、iOSとAndroid両対応のケーブル接続ができるので、iPhoneとAndroidの2台持ちの人におすすめです。
パソコンを立ち上げる手間なく、CDとスマホを用意すればWi-Fiで簡単にお気に入りの音楽を移せる「CDレコ」。実売価格はCDRI-W24AIWが1万800円(税抜)、CDRI-L24Iが1万1800円(税抜)。CDRI-LU24IXAは1万2800円(税抜)です。
面倒で諦めがちなCDからスマホへの取り込みですが、「CDレコ」さえあればパソコンを立ち上げる手間もなく簡単にできるので、億劫さを感じずにCD音楽を楽しむきっかけになりますね。
>> アイ・オー・データ機器「CDレコ Wi-Fiモデル(CDRI-W24AIW)」
>> アイ・オー・データ機器「CDレコケーブルモデル(CDRI-L24I)」
[関連記事]
まだまだCDも聴きたい!だったらBluetoothミニコンポでしょ
CDもハイレゾもSpotifyも聴ける!これぞ新時代のミニコンポ
車内でスマホの音楽を手軽に聴く方法って今はこれかもしれません
(取材・文/中川美紗)