■甘みが際立つつやつやのごはんは冷めてもおいしい
空気を含ませるようにして混ぜたごはんは、つやつやの米粒が光り輝いています。
筆者は炊飯用の土鍋も持っているのですが、土鍋は比較的しゃっきりした炊き上がりです。それに対し、ル・クルーゼの鋳物ホーロー鍋で炊いたごはんは、ふっくらしているように感じます。
鋳物ホーロー鍋は鍋自体に重みがあるので、調理道具としての重さを気にする人にはあまり向かないかもしれません。しかし、鍋の内側に臭いや汚れが付きにくいことや、耐衝撃性にも優れていることなど、使い勝手に優れている部分も多く、だからこそ「100年鍋」と呼ばれ親しまれているのでしょう。
「シグニチャー ココット・ロンド 20cm」は3万6720円。炊飯はもちろん、煮込み料理や揚げ物など幅広い調理に対応するのがこの鍋のいいところ。そろそろ“ル・クルーゼデビュー”してみませんか?
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(料理・写真・文/今西絢美)
編集プロダクション「ゴーズ」所属。スマートフォンなどのデジタル製品を中心に、アプリや関連サービスに関する記事をウェブや雑誌で執筆中。趣味は食べ歩きで、食にまつわるサービスや製品のチェックがライフワーク。