【試した!】iPhoneを完全防水化できるのか?

今回、iPhone6完全防水化計画で選んだのは3点。

[ケース] Catalyst Case for iPhone 6

[スピーカー] UE ROLL

[バッテリー] TUNEMAX RUGGEDPOWER 9000

どれも、水深1mに30分置いても大丈夫という“IPX7”以上の防水性能を持っています。これがあれば、「あっ落としちゃった」「ポチャッ!」なんていうウッカリさんでも心配ない……はず。

①タッチ操作もできる薄型ケース

ゴテゴテしておらずシンプル。ボリュームやロック、電源などすべてのボタンが装着したまま操作できます。

ゴテゴテしておらずシンプル。ボリュームやロック、電源などすべてのボタンが装着したまま操作できます

このケース、スペックを見るとG-SHOCKですか?と言わんばかりのタフネスっぷりです。

・水深5m完全防水(IPX8)
・2mの耐衝撃プロテクション
・最高レベルの耐塵性(IP6X)
・アメリカ国防総省 軍事規格「MIL-STD-810」準拠

さらに、これだけの強化っぷりなのに11.4mmとかなり薄い。装着も、グイグイ力を入れなければダメかと思っていたのですが、すごく簡単。正直、これで大丈夫なのかと本気で心配になるぐらい。

付けたままでも「Touch ID」使えます。カメラもOK。ボリュームやスリープ、サイレントといったスイッチ類も操作可能で、下部にあるフタを開ければ充電もできます(防水ではなくなりますが)。通話だって問題なし。

「Catalyst Case for iPhone 6」
価格:1万円前後
サイズ:W80×H150×D11.4mm
重量:46g
カラー:5色
防水性能:IPX8

②バンドで固定し、動き回ってもOKなスピーカー

次はスピーカー。Bluetooth接続のワイヤレスモバイルスピーカーは、かなりの数が発売されていて、どれを選べばいいのか迷うところ。防水を売りにしているモノはいくつもありますが、このスピーカーはなんと“IPX7”という驚異の性能。水深1mでも大丈夫なハイスペックです。シャワーやビーチ、カヌーに釣りとシーンを選ばず使えますね。

シンプルなデザイン。表側の+と-は、押せば音量調節ができます。

シンプルなデザイン。表側の+と-は、押せば音量調節ができます

端子は裏側にあり、通常はフタで覆われています。かなりキツく閉まるので、これなら水でも安心です。

端子は裏側にあり、通常はフタで覆われています。かなりキツく閉まるので、これなら水でも安心です

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本体裏に付いているバンドは、引っ掛けても良し、ぶら下げても良しとけっこう便利。けっこうしっかり固定できるので、動き回るアウトドアでも心配なし。

本体裏に付いているバンドは、引っ掛けても良し、ぶら下げても良しとけっこう便利。しっかり固定できるので、動き回るアウトドアでも心配なし

ちょっと試しに操作してみましょう。まずは UE ROLL の裏側にある電源ボタンをON。iPhoneとの接続はBluetoothで行います。だいたい20m程離れたところまでは操作可能。あとはiPhone側で音楽を再生すればOKです。

キャンプサイトやビーチで Apple Music を流しっぱなしにするなんて使い方にいいかも。ちなみに無料の専用アプリ「UE ROLL」(iOS版)(Android版)も用意されています。このアプリがあれば、遠隔で本体の電源オンオフ、ボリューム調節が可能です。イコライザー機能も付いています。

ultimate ears
「UE ROLL」
価格:1万2880円
サイズ:Φ135×H40mm
重量:330g
最長駆動時間:約9時間
フル充電時間:約5.5時間
カラー:6色
防水性能:IPX7

③1mから落としても平気なバッテリー

そして最後はモバイルバッテリー。最近の周辺機器はマイクロUSB端子を備えていて、そこから充電するモノも多いので、スマホだけでなく、例えば今回の場合は UE ROLL だって充電できます。だからこそ容量大きめのバッテリーを選びたいところです。

容量が大きくて、かつ防水。これなら災害時などのいざというときにも活躍してくれるし、アウトドアで壊れる心配もない。ということで、防水性能が高く、かつタフなモバイルバッテリーを見つけました。

端子の横にはLEDライト付き。いざというとき役に立ってくれそう。

端子の横にはLEDライト付き。いざというとき役に立ってくれそう

ちなみに防水性能だけでなく、防塵性能最上位のIP6Xや1mの耐落下性能といったタフスペックになっています。

容量はiPhone6なら約3回フル充電できる9000mAh。あと地味にありがたいのが、出力が2.1Aなこと。これならiPadでも充電できます。

カラビナが付属しているので、ベルトループやバックパックなどにぶら下げておけば、いざというとき探すことなくすぐに給電できます。

カラビナが付属しているので、ベルトループやバックパックなどにぶら下げておけば、いざというとき探すことなくすぐに給電できます

TUNEWEAR
「TUNEMAX RUGGEDPOWER」
価格:9236円
サイズ:約W64×H101×D28mm
重量:約234g
容量:9000mAh
防水性能:IPX7
カラー:2色

さてここからが本題。

スペック上、防水なのは分かりました。では本当に水に入れても大丈夫なのか。正直、雨程度であれば問題ないことは予想できます。要するにボチャンと水に突っ込んでも大丈夫なのかが知りたいわけです。

ということで、本当に試してみました。iPhone6を水に入れるのって、すごく勇気がいります! いくら完全防水だといってもね。でも、ここまできたらあとには引けません! 覚悟は決めました。

えいやっ! の結果は動画でご確認ください。

さすが、完全防水! 流れる水もなんのその、がっつり音を鳴らしております。なんなら、音で水しぶきを上げてます。ちょっと見づらいですが、iPhoneを見てみてください。iTuneが立ち上がっていて、スピーカーに音を送っているのが分かります。

正直、ダメだったらどうしようと思っていたんですが、杞憂でした。これなら、水を気にせず夏のレジャーを満喫できますよ。いやホント。

(取材・文・写真/エンドウヒデカズ)

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