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Apple Watchは本格的なワークアウトに最適

Apple Watch（4万6224円～）には「ワークアウト」というアプリが用意されています。

サイクリング、室内ウォーキング、室内自転車、ステッパー（足踏み運動をするエクササイズマシン）、ウォーキング、ランニング、室内ランニング、エリプティカル（腕のバーと足元のステップの動きが連動するタイプのエクササイズマシン）、ローイング（ボートを漕ぐような動きをするエクササイズマシン）などが用意されています。いろんなマシンに対応しているので、ジムで運動する人にはありがたいですね。

ウォーキングやランニングの場合、消費カロリー、時間、距離などのゴール値を設定し、「開始」ボタンを押せば計測開始。

Apple Watchは心拍センサーを搭載するので、運動中の動きの激しさを検知し、消費カロリーをより正確に測定してくれます。

運動中には、折り返し地点や一定時間が経過したときに振動で知らせてくれる機能も。ひとりで運動する人にとっては、コーチのような感覚になるでしょう。ただし、人によっては時計本体の重さが気になるかもしれません。

さらに、Apple Watchは「アクティビティ」アプリで、体の一日の動きをグラフィカルに表示します。

一日の消費カロリーである「ムーブ」は赤、グリーンは早歩き以上の運動をした「エクササイズ」の時間、青は席から立ち上がった「スタンド」の頻度です。

ワークアウトだけでなく、日常の運動についても成果が一目瞭然になるので、モチベーションにつながりますね。

ひとつ問題を挙げるならば、睡眠中の記録が取れないこと。また、バッテリーも1日が限界なので、こまめな充電が必要です。“運動記録＋時計”機能を求める人に向くデバイスといえるでしょう。

デザイン性と睡眠トラッカーとして使うなら「UP3」

「UP3」（2万8598円）は、7月30日に発売を開始するバイオインピーダンスセンサーを搭載した活動量計です。

微弱な電流を体に流し、体から帰ってくる電流を計測するもので、呼吸や自律神経の状態など、心拍数以外の状態もチェックできます。

かなり高機能なので、これは期待！

と思いきや、リアルタイムの心拍数は表示しないので、心拍数を見ながら運動するということはできません……。

安静時の心拍数はわかるものの、それをどう活かせばいいのが運動に慣れていない人にはわかりにくいような。1日の運動量などを把握するのにはいいですが、ワークアウトを細やかに管理したい人には向いていませんね。

睡眠の記録はかなり細かくチェックできます。

目覚め、レム睡眠、深い眠り、熟睡に状況を把握できるので、より良い睡眠を追求したい人にお勧めです。実際に使ってみて、クーラーがオフになると眠りが浅くなっていました。しかし、眠る前に「睡眠モード」に切り替える必要があるので、それを忘れると睡眠記録が取れません。このあたりが上手く改善されてほしいものです。

デザインはシンプルなブレスレットのようで、普段着けていても目立ち過ぎないのがGood！　重さもさほど気になりません。また、UPの専用アプリを使っている友だちと歩行量を競う「デュエル」機能といった、モチベーションを高める工夫があるのはいいですね。生活防水機能を備え、フル充電で7日間使えるのも魅力です。

程よくいろんな機能を備えた「Fitbit Charger HR」

「Fitbit Charger HR」(1万9438円)は、光学式心拍センサーと加速度センサー、高度計を内蔵した一台。

5日間使えるバッテリーと生活防水機能を搭載しています。