■iPhoneで利用できる瞑想系アプリが出ている
サードパーティからも、「マインドフルネス」をテーマにしたアプリが多数リリースされています。
例えば「Calm(コーム)」というアプリは、リラックスに最適な音とビジュアルを再生できるというもの。森や暖炉、雨の音を聴きながら、数分間瞑想します。iPhoneなどの画面に再生させる綺麗な映像を眺めながら、リラックスできるようになっています。就寝前に行うセッションなども備わっています。また、「呼吸」アプリと同じように、深呼吸をサポートする機能もあります。
ちなみに、サードパーティ製アプリには、「ヘルスケア」と連動可能なものもあります。例えば、「Headspace(ヘッドスペース)」というアプリでは、瞑想のセッションを実行した時間を「ヘルスケア」に集約して記録できました。なお、同アプリでは、音声ガイド付きのセッションが楽しめますが、再生される音声は英語のみとなります。
■一歩進んでヨガに挑戦するのもアリ
さらに本格的なマインドフルネスに興味があるという人は、ヨガにチャレンジしてみるのも良いかもしれません。
例えば、「YogaGlo(ヨガグロウ)」アプリでは、ヨガや瞑想のクラスを動画で視聴できます。セッションによって、スタイル、レベル、時間などはさまざまです。全ての機能を利用する場合は有料となりますが、基本的な動画は無料でも視聴できるようなので、気になる人はまずは試してみてはいかがでしょう。
言語は残念ながら英語のみ。しかし、世界中にフォロワーを持つ講師陣のレクチャーは本格的です。既に4000以上のセッションが公開されており、サイクリングなど、各スポーツなどに特化したクラスもあります。
Apple TVを持っていれば、大きなディスプレイに表示させて利用することも可能。また、有料版のみの機能となりますが、iPhoneやiPadで再生する際には、Apple Watchがリモコンとして機能するので、デバイスは離れた場所に立てかけておいてOKです。
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「運動」「栄養」「睡眠」はそれぞれ充分なのに、なんとなく不調だというとき、もしかしたら「マインドフルネス」に解決のヒントがあるかもしれません。Apple Watchや、iPhone、iPadを使って、気軽にリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。
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(取材・文/井上 晃)
スマートフォン関連の記事を中心に、スマートウォッチ、ウエアラブルデバイス、ロボットなど、多岐にわたる記事を雑誌やWebメディアへ寄稿。雑誌・ムックの編集にも携わる。モットーは「実際に触った・見た人だけが分かる情報を伝える」こと。編集プロダクション「ゴーズ」所属。