出張族や旅行好きに!「ハンディセコ」で洗濯物をサクッと乾かそう!

■乾燥方法は…洗濯物をくるくる回す!

浴室のシャワーカーテンのレールにハンディセコをかけ、左右にハンガーを掛けます。

今回は、春秋に着る少し厚めの綿の長袖シャツと、タンクトップを乾かしてみることにします。

モバイルバッテリーを接続し、乾燥時間を少し長めの6時間にセットすると…洗濯物がぐるぐると回り始めました! そう、ハンディセコは洗濯物を回して風に当てることで、乾燥時間を短縮するんです。

ものすごく原始的で笑っちゃうのですが、たしかに乾きそうな気がします。

かなり遠心力が働くので、半径1m以内に障害物がないようにするのがベスト。もちろん、ビジネスホテルのユニットバス程度の広さがあれば問題ありません。乾燥中は「ジージージー」とモーター音が鳴りますが、浴室のドアを閉めれば気にならないでしょう。

ただ、ひとつだけ困ったのが、モバイルバッテリーの置き場所です。ケーブルが服に絡まるといけないので、「付属の収納ポーチにバッテリーを入れ、ポーチの紐を物干し竿に結び付けるといい」と取説には書かれているのですが、これがなかなか難しい……。今回は浴槽の縁に置くことにしました。

浴室の換気扇をオンにした状態で、乾燥させること6時間。どちらの洗濯物もしっかり乾いています! 長袖シャツに関しては、6時間でギリギリな感じがしましたが、タンクトップは4時間でも完全に乾きそうです。

今回、6000mAhのモバイルバッテリーを使用したのですが、乾燥後に見てみると、4分の3は消費しているようでした。となると、3000mAh程度のモバイルバッテリーの場合は途中でストップする可能性があるので注意が必要です。

“洗濯物を回すだけ”のシンプルな構造のハンディセコ。Amazonでは4000円程度で販売されています。出張や旅行だけでなく、アウトドアで洗濯物を素早く乾かしたいときも役立つはず。身軽に遠出したい人はぜひ使ってみてください!

 


[関連記事]
時代が求めるのは二槽式?洗い分けに重宝なサブ洗濯機

においが気になる洗濯機を100均グッズで掃除してみた

洗剤の量やタイミングもおまかせ!大容量12㎏まで洗えるまさに"全自動"洗濯機


(写真・文/今西絢美

いまにしあやみ/エディター、ライター

いまにしあやみ/エディター、ライター

編集プロダクション「ゴーズ」所属。スマートフォンなどのデジタル製品を中心に、アプリや関連サービスに関する記事をウェブや雑誌で執筆中。趣味は食べ歩きで、食にまつわるサービスや製品のチェックがライフワーク。

トップページヘ

この記事のタイトルとURLをコピーする

関連するキーワード