[Gear Maniax #043] “とにかく頑丈”が売りのペリカンケースが軽くなった!

ペリカンケースというと、一般的には頑丈さに定評があり、憧れのブランドかと思いますが、実際に実用したことのある人からは「重い!」という反応が即座に返ってくるブランドでもあります。それが半分近い重量まで削減されたことで、以前よりもはるかに持ちやすくなりました。

しかし、ペリカンケースはとかく“頑丈さ”が売りのブランドです。軽くなったからといって脆弱になったのであれば無意味。メーカーでは、軽量化を達成した方法を次のように説明しています。

1)次世代素材 ペリカン・ライトウェイト HPXの採用
2)ハニカム構造の採用
3)フルボックスセクション構造により、中空部分を増加

新素材の採用、平面構造の変化、ボックス構造の変化で従来通りの堅牢さを保っているとの説明です。

内容物を含んだ状態で1.8mからのコンクリートへの落下耐久、1m&20分間の完全沈水、1mからの13kgの鉄棒の落下に耐える…など、さまざまなテストをクリアしているとのこと。当初単純に厚さが薄くなったのかと思いましたが、そういうことではないようです。

ペリカンといえば、映画やドラマでも「切り札」的な精密機器や銃器を収納するケースとして登場することが多いかと思います。

大切なものを安心して収納するならペリカンケース! という人は少なくありません。収納ケースを探している場合は、軽くなったペリカンケースもぜひ検討してみてください。

最後に、従来ケースとの比較写真を。いずれも、黄色いケースがエアシリーズとなりますが、日本へはブラックしか入荷していないようです。

 

シリーズ最小サイズの1485 AIRでも、幅48cmほどありますので、一般的なビジネスバッグよりも一回り大きいですが、ペリカンケースとしてはスタンダードなラインナップかと。1615はキャスター付き。このクラスの従来のペリカンケースになると、ホント嫌になるくらい重いです。ユーザー目線で見ても、40%の軽量化がされることは心から大歓迎、といったところでしょうか。(アカリセンター価格:最大サイズ「AIR 1615NF ペリカンケース エア ブラック フォーム無」5万5191円、「AIR 1615 ペリカンケース エア フォームセット(4枚組)」6万4935円)

>> 連載[Gear Maniax]

 


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(文・写真/アカリセンター・HATTA)

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