2017年8月8日、マツダはガソリンエンジンでの“圧縮着火”を世界で初めて実用化した次世代エンジン“SKYACTIV-X(スカイアクティブ-X)”を、2019年から市場投入することを発表した。
世界の自動車メーカーやエンジン研究者たちが“究極の内燃機関”、“夢のエンジン”と位置づけながら、技術の壁に阻まれてこれまで実用化できずにきた“HCCI(予混合圧縮着火)”燃焼方式を採用した、全く新しいエンジンだ。
今回、そんな革新的エンジンのプロトタイプを、ドイツでひと足先にドライブすることができたので、その印象などをお伝えしたい。