世界4大音楽賞のひとつ“Rock and Roll HALL OF FAME(ロックの殿堂)”。いくつかあるロックの殿堂財団の役割のひとつが、ロックンロールの進化・発展・継続に大きな影響を与えた人々の貢献を表彰し殿堂入りさせること。
そのミュージアムは米国オハイオ州クリーブランドにあり、音楽界において大きな影響や功績を残したミュージシャン、プロデューサーなどにまつわる楽器、衣装、愛用品を展示保存しています。そのミュージアムがアメリカ以外では初となる常設展開として東京・有楽町に「ロックの殿堂ジャパンミュージアム(ROCK & ROLL HALL OF FAME JAPAN)」として9月23日にオープンします。
オープンにあたり、キュレーションを担当したプロデューサーで音楽評論家の立川直樹さんは会見で
「いまロックはクラシックの領域に入っていると思う。日本だとその歴史が忘れられている。テンプテーションズの衣装やローリングストーンズのギターなど、本物を日本の人に見てもらえる。ジョン・レノンなどを撮っているボブ・グルーエンというカメラマンが『ロックンロールは20世紀の最大のカルチャーだ』と発言しています。僕もそう思っていて、本物を若い人に伝えていきたい」
とコメント。
そんな「ロックの殿堂ジャパンミュージアム」の数ある展示物のなかから、ポイントをピックアップしてご紹介します。