■まずは概要をチェック
HUAWEI Band 2 Proは、腕時計のように手首に巻いて装着するデバイスです。スマホと「HUAWEI Wear」アプリを経由してペアリングすることで、測定した活動量などのデータを同期可能。また、スマホからのプッシュ通知も確認できます。
同機にはモノクロの縦長ディスプレイが搭載されています。ディスプレイ部分の左右側面に金属の縁があることで、見た目はさほどチープにならず、ビジネスシーンで装着していても違和感なく使えるでしょう。
本体の操作方法は至ってシンプル。ディスプレイ下部にあるセンサー部分に触れて操作します。具体的には「タッチ」と「長押し」の2種類を使い分けることになります。
バンド部分は、2つの突起を穴にはめ込んで固定する方式。バンドの裏には若干凹凸があることで、空気が通ります。汗を掻くワークアウトの際に、早く乾くのは有難いところ。
本体をひっくり返すと、心拍センサーが搭載されています。ここから光を出して、心拍数を計測する仕組みです。LEDライトの数はふたつ。そこまで高精度ではないでしょうが、一般のユーザーが自身の運動強度の目安を知るために使うには充分でしょう。
充電については、専用の充電器が同梱されているので、そちらを活用します。本体裏にカチッとはめて、USB経由で電源と接続すれば充電されます。
■HUAWEIのP9 liteとペアリングしてみた
HUAWEI Band 2 Proに同梱されていた説明書きによると、Androidだけでなく、iPhoneともペアリングできるとのことでした。しかし、今回筆者が検証したタイミングでは上手くデバイスが検知されずに断念。
一方、筆者が持っていたHUAWEI製のSIMフリースマホ「P9 lite」とペアリングを試みたところ、すんなり設定できました。ということで、以降のレビューはこの条件で検証しています。