「シエンタ」は“トヨタ最小ミニバン”。これだけで、シエンタの魅力を90%くらいお伝えできた気になってしまいます。
ミニバンのキモであるユーティリティの実力を子細に眺めれば、リアドアはスライド式で、室内に並んだ3列のシートは6人乗り仕様と7人乗り仕様から選べます。コンパクトカー+αくらいのボディサイズなのに、3列目シートも意外と実用的。また、フロアが低いので、小さな子供もお年寄りも、乗り降りがとてもイージー。ワンタッチスイッチ式パワースライドドアで、彼らの乗り降りを運転席からサポートしてあげられる。つまり、家族のみんながハッピーになれそうなクルマ。こうした点だけで、魅力の90%を占めちゃいますね。
とはいえ、ハッピーだけでは物足りない…。クルマは“ファン”でなければ! そんな主張が、シエンタの魅力の残り10%からヒシヒシと感じられたのでした。
■走りの良さを足したら魅力は100%じゃ収まらない
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