AIoTに対応した新「ヘルシオ ホットクック」を使ってわかった3つの進化点

その3:材料の読み上げや作り方のポイントも教えてくれる

新モデルでは、無線LANに接続してメニューの選択時に「聞いて」ボタンを押すと、材料を読み上げてくれたり、作り方を教えてくれたりといったアドバイスを音声でしてくれます。もちろん、作り方は画面上にも表示されるので、ここを見ながら調理が進められます。

こちらの声には反応してくれないのが少し物足りなく感じたのですが、いずれは音声入力への対応に期待したいところ。

ここでは本体画面を見ながらクリームシチューを作ってみました。市販のルーを使わずに45分でできるとはなかなかのもの。下記は4人分の材料となっています。


【A】

  • 鶏もも肉(ひと口大に切る) 1枚(250g)
  • 玉ねぎ(くし切り) 1個(200g)
  • じゃがいも(4つ切り) 3個(450g)
  • にんじん(乱切り) 1本(200g)
  • 塩、こしょう 各適量
  • 薄力粉 大さじ4

【B】

  • バター(小さめに切る) 30g
  • 白ワイン 大さじ2
  • コンソメ(顆粒) 大さじ1
  • ローリエ 1枚
  • 水 200mL
  • 牛乳 200mL

まぜ技ユニットを本体にセットし、大きめのビニール袋にAを入れ、塩こしょうで味付けしてから、薄力粉を加えて袋を振ります。まんべんなくまぶして約5分おいたら、内鍋にBと共に入れ、調理開始。

加熱が完了したら、一度フタを開けて牛乳を加え、延長で3分加熱しましょう。

「短時間で作ったシチューなんてシャバシャバなのでは?」という心配をよそに、完成したクリームシチューは鍋で煮込むものとまったく同じ。むしろ、ヘルシオ ホットクックで作ったもののほうが、野菜が型くずれしておらず、見栄えも上々です。

ほかにも、ユーザーの使用履歴や気候などの情報と連携しておすすめレシピを提案してくれたり、内鍋の汚れを落としやすくする自動の「お手入れ」メニューを搭載したりと、細やかな使い勝手が大きく進化しています。

▲占いで献立を決められるユニークな機能も搭載

これまでヘルシオ ホットクックは気になるけど購入するに至っていなかった人こそ、ぜひ新モデルの「ヘルシオ ホットクック KN-HW24C」で、その手軽さの虜になってみませんか?

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(料理・文・写真/今西絢美

いまにしあやみ/エディター、ライター

いまにしあやみ/エディター、ライター

編集プロダクション「ゴーズ」所属。スマートフォンなどのデジタル製品を中心に、アプリや関連サービスに関する記事をウェブや雑誌で執筆中。趣味は食べ歩きで、食にまつわるサービスや製品のチェックがライフワーク。

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