■「テープノフセン」はココが違う!
前述の通り、「テープノフセン」はテープ状で自分の好きな長さにカットできる付せんです。本体にカッターが付いているので、きれいにカットできます。
切ったあとは一般的な付せんと同じように、好きな場所に貼りましょう。ここで注目して欲しいのが付せんの裏面。一般的な付せんは、一部分にだけのりが付いていますが、「テープノフセン」の場合は裏面全体にのりが付いています。そのため、貼り付けたあとも剥がれにくいのです。
また、のり面同士でくっついてしまっても、きれいに剥がせました。もちろん、紙に貼り付けても「ペリッ」と簡単に剥がせます。貼り付けによるストレスが少ないのは、さすがのりの老舗メーカー。
■上質紙だから文字を書き込みやすい
付せん自体はすべすべした肌さわりが特徴の上質紙でできています。だから文字やメッセージを書きやすい! また、現在販売されている4色はビビットなカラバリなので、伝言や注意書きを書くのにも向いているのではないでしょうか。
また、オフィスで冷蔵庫をシェアしている場合、「自分のジュースが飲まれていた…」ということがありますよね。そうならないために、自分の名前を書いた付せんを貼っておくのも◯。この場合も普通の付せんより剥がれにくいですよ。
■スケジュール管理に使ってみよう!
“付せんをスケジュール管理に使う”というと難しいイメージがありますよね。そこで、ここでは簡単にできる付せんを使ったスケジュール管理術を紹介します。
その方法は「まだ確定していない予定を付せんに書き込み、スケジュール帳やカレンダーに貼り付ける」というもの。こうしておけば、予定が変わったときに付せんを剥がし、確定した予定を新たに書き込んだり、付せんを別の場所に貼り替えたりできます。
好きな長さにカットできるので、日付をまたいで予定を記入する際にも便利です。
パソコンやスマホでスケジュールを管理するときって、予定をドラッグ&ドロップでほかの日に移したりしますよね。付せんを使えば、それと同じことがアナログのスケジュール帳でも行えるのです。
■ノートの即席インデックスにもなる
「テープノフセン」は裏面全体にのりがついています。そのため、ふたつ折りにしてノートのインデックや本のしおりにすることも可能。ただのしおりなら一般的な付せんでも事足りるかもしれません。しかし、ふたつ折りにすることで強度が増すので、めくりやすいという利点があります。
インデックスにするには、ノートや本に「テープノフセン」の端を貼り付け、ふたつ折りにするだけ。重要なページを目立させたり、すぐに開けるようにするのに向いています。
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「テープノフセン」の販売価格は345円。ひと巻きが10mなので、結構長く使えると思いますよ。
>> ヤマト「テープノフセン」
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(取材・文/神戸紅実子)
編集プロダクション「ゴーズ」に所属。”平成生まれ昭和育ち”ながら、スマホやアプリに関する記事を若者文化に乗り遅れまいと執筆中。東横線ユーザーだが、ときどき中央線沿線にも出没する。
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