■焼き魚はグラファイトグリラーの魅力がよくわかる
次に焼いたのは「さんま」です。焼き魚を家で食べたいものの、煙とニオイで敬遠している人もいるのではないでしょうか。筆者に至っては職場でさんまを焼くという暴挙に出たので、この結果はかなり気になります。
魚を焼くときには、波型で脂が落ちやすい「ヘルシーネット」を利用します。魚を置いたら加熱開始です。さんまを置いて1分ほど経つと、表面がジュウジュウいいはじめました。また、魚の焼けるニオイも少しずつしてきています。表面を8分、裏面を7分焼いたら完成です。
グラファイトグリラーで焼いたさんまは、焦げが少なめ。ちゃんと焼けているのかと食べてみると、身がほろっと外れてふっくら仕上がっています!
魚焼きグリルだと「苦み」を感じる焦げ目も、グラファイトグリラーで焼いたものはあまり気になりません。魚に関しては、グラファイトグリラーの圧勝と言えそうです。
■自家製ハンバーガーもプレートひとつで作れる
遠赤外線で焼くとおいしそうだと思ったのがハンバーグ。せっかく野菜もおいしく焼けるので、今回は野菜とバンズも一緒に焼いて、ハンバーガーを作ってみることにしました。
30秒ほど加熱したクイックプレートの上に、ハンバーグ、玉ねぎ、バンズを載せて焼いていきます。ハンバーグの加熱には時間がかかるので、バンズは少しあとから載せてもいいかもしれません。
ハンバーグは表面からじんわり焼けていきます。余分な油が下に落ちていくので、カロリーをカットできそう。焼いているときに油が周囲に飛び散らないのもいいですね。もちろん、煙はほぼ出ておらず、肉が焼ける香りもかなり抑えられています。
焼きあがったバンズにマスタードとケチャップを塗り、両面をしっかり焼いたハンバーグ、チェダーチーズ、玉ねぎ、トマト、ベビーリーフを載せ、最後にバンズで挟めば自家製ハンバーガーの完成です!
ハンバーグは程よい肉汁が残っていて、かなりあっさりした仕上がりです。市販のハンバーガーに比べると油っぽさが抑えられていて、カロリーを気にしている人にも良さそう。オシャレなラッピングをしてカットするだけで、一気にオシャレな食事に見えます。
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アラジンのグラファイトグリラーは3万4560円(税込)です。ホットプレートやグリル機に比べると少し割高ではあるものの、魚をふっくら焼き上げたいときや、みんなで食卓を囲んでバーベキュー気分を感じたいときにはぴったりのアイテムです。煙やニオイを気にせずに、“おうちバーベキュー”を楽しんでみましょう。
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(料理・文・写真/今西絢美)
編集プロダクション「ゴーズ」所属。スマートフォンなどのデジタル製品を中心に、アプリや関連サービスに関する記事をウェブや雑誌で執筆中。趣味は食べ歩きで、食にまつわるサービスや製品のチェックがライフワーク。