■奥行きがあるので設置場所は要検討
本体は、外形寸法が幅405×奥行き416×高さ280mmという、トースター以上オーブンレンジ以下というサイズ感。奥行きがあるので、設置場所は選びそうです。
肉を360度回転させながら焼く「ロティ」だけでなく、「オーブン」「グリル」「燻製」機能も搭載しているので、1台で4役を果たしてくれます。
さらに、手動で温度やタイマーを調整できるだけでなく、8つのオートメニューも搭載しています。
今回は「ロティ」モードと「オーブン」モード、そして「くんせい」モードを試してみましたが、「トースト」モードもあり、一度に4枚焼けるので、普段はトースターとして活用しても良さそうです。
■焼き豚でロティサリーグリルを検証
塊肉を焼くといえばローストビーフを最初に思い浮かべたのですが、せっかくなら手間のかかりそうな焼き豚を作ってみることにしました。さすがに自宅で焼き豚は作ったことがないですし、冷めてもおいしいのでパーティーの手土産にも良さそうですよね。
付属のレシピブックを参考に材料を用意しました。
- 豚肩ロース(かたまり) 500g前後(厚さ5cm)
- 砂糖50g
【漬け込みダレ】
- しょうゆ 150ml
- 酒 大さじ2
- みりん 大さじ1+1/3
- にんにく 1~2片
- ねぎの青い部分 1本分
- 生姜 15g
まずはビニール袋に豚肉と砂糖を入れ、肉に砂糖をもみ込んで、15分ほど放置します。
砂糖が溶けたら、皮を剥いて薄切りにしたにんにく、皮ごと薄切りにした生姜、3~4cmに切ったねぎ入れます。続いて、あらかじめ混ぜておいた漬け込みダレをビニール袋に入れてもみ込んだら、空気を抜いて口を閉じ、涼しい場所で4時間ほど漬けましょう。漬けたままにすると焦げやすくなるので、4~5時間後に漬け込みダレから肉を取り出します。1晩置くときは冷蔵庫に入れておけば構いません。
こちらが1晩漬けた豚肉です。表面の水気をしっかりキッチンペーパーで拭き取ったらロティかごにセットします。
続いて、ロティかごを載せた天板を庫内にセット。
あとは、オートメニューの「ロティ」で「焼き豚」、そして仕上がり「中」を選択して、「スタート」ボタンを押すだけです。