「…週末のたびに渋谷に集まる不良中年。夜のセンター街を革ジャンを着て闊歩し、時に改造トラックで周辺を回ることも…」
トヨタのピックアップトラック「ハイラックス」が再び販売されると聞いて、4半世紀以上前の渋谷の様子を思い出し、そんなニュースを妄想してしまうのは、ワタシだけでしょうか!? はい、ワタシだけですね…。
13年ぶりに6世代目となるハイラックスを国内市場へ投入するトヨタの狙いは、チーマーの復活!…ではむろんなく、まずは9000台ほど残っていると考えられる“業務に使われているハイラックス”の代替え需要の掘り起こし。農業や漁業、道路や電気関係のメンテナンス業務に携わる人々の間で、キャビンと荷台をハッキリ分けられるハイラックスは、依然として便利に使われています。例えば、漁船から移された漁獲物を荷室に載せて運んだり、猟師さんの場合では駆除した鹿などを積んだり、メンテ業では大型の機械類を後ろに搭載して現場に向かったり…といった例が挙げられます。
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