■きちんと時刻通りに開閉! 少し感動
朝の7時半、聞きなれないモーター音に驚き、飛び起きました。取り付けたことを完全に忘れていたので、太陽の光を浴びて起きたというより、びっくりして起きてしまった感じです。
カーテンが開き、日光を浴びた瞬間はやっぱり目覚めが良いです(思いこみかもしれませんが)。とくに筆者の家は寝室の窓が通路側に向いているため、人の気配を感じるたびに「恥ずかしい、早く起きなければ」という気持ちになります。
▲開閉の瞬間。実際そこまで駆動音は気にならない
欠点があるとすれば、「mornin'」を付けたカーテンは手動で閉めることができなくなる、ということでしょうか。閉めるときはアプリの「CLOSE」ボタンを押して閉めます。
しかしこの欠点も2度寝防止には有効なのでは?と筆者は考えます。朝、自動で開いたカーテンを閉めるのに、アプリを立ち上げ、「CLOSE(閉める)」ボタンを押す、という一手間が加わるので、その間に目覚められそうです。
なお「CLOSE」もタイマーの設定が可能です。起床時間に「OPEN」を設定、出発時間に「CLOSE」を設定しておけば、わざわざアプリを立ち上げてカーテンを閉める必要がありません。
■工夫次第で色んな使い方ができそう
タイマーを使ったカーテンの開け閉めは、使い方によって色んなことができそうです。たとえば日中窓際に置いた植物に日光をたっぷり当てて、夕方になったら自動で閉めるという使い方や、旅行で家を開けるときに「OPEN」「CLOSE」のタイマーを連続で設定しておけば、自宅に誰かいるかのように装え、防犯にもなりそうです。
またリモ―トでカーテンの開閉をしていると、なんだか自宅の設備がグレードアップした気分に。意中の女性を招いたとき、スマホでカーテンを開け閉めすれば、「あら?パッと見は普通のアパートだけど、実は高級なマンションなのかしら?」なんて相手が錯覚すること間違いなしです(まだその機会には恵まれていませんが)。
注意点としては、レール中央に位置する「カーテンを固定するマグネット」が強力すぎると、「mornin'」のパワーが足りず、カーテンがうまく開かないことです。マグネットを物理的に取ってしまうか、マグネットの間に何か障害物を挟むなどして、磁力を無効化させましょう。
朝起きるのがツラい方も、太陽の恵みを受け、すっきり起きられそうな「mornin'」。手軽にIoT体験ができるので、家中スマートハウス化を目指している方にもおすすめです。
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(取材・文/一戸 隆平)