■針の収納部分を“クルッ”と回す
マックスが販売する「ホッチくる」は、“中とじ”が簡単にできるホッチキスです。“中とじ”とは、簡単に言うと冊子の折り目部分をとじること。
この“中とじ”に通常のホッチキスで挑戦すると、下の画像のように本体のリーチが足りないことがほとんどです。
一方「ホッチくる」の場合、針を収納している「マガジン」を“クルッ”と90度回転させることで針が縦向きになるため、紙の“中とじ”が可能になるのです。
実際に使い方を見てみましょう。まずは、マガジンを回転させた「ホッチくる」を水平な場所に置きます。次に、冊子の折り目部分にマガジンの先端を当てたら、ハンドルを押し下げてください。これで、簡単に“中とじ”ができます。
ちなみに、「ホッチくる」は本体の台座部分に縦横両方の溝があります。これにより、針を縦横どちらの向きでもとじられるというわけです。
■奥行き7cmまでの“中とじ”に対応
「ホッチくる」では、奥行き7cmまでの“中とじ”に対応し、最大で15枚のコピー用紙をまとめられます。冊子の折り目に沿い縦方向に針をとじるのには少し技術がいりますが、何度か繰り返す内に慣れちゃいます。
前述のように資料を冊子状にまとめる機会ってそれほど多くはないのですが、このまとめかたをすると資料がコンパクトになる、という利点があります。また、本のようにパラパラめくれるので、「今度のプレゼン資料は凝った作りにしたい!」というときに挑戦してみてもいいのでは。
今回は冊子を束ねるために使いましたが、筒状のものをとじたり、箱を作ったりする際にも使えます。
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冊子をまとめるのに“中とじ”専用のホッチキスを買うのもいいのですが、収納に困ることもしばしば。会議用の資料を冊子としてまとめるくらいなら、「ホッチくる」で十分です。本体は軽く、持ちやすい仕様なので普段は通常のホッチキスとして問題なく使えます。
販売価格は648円。“中とじ”専用ホッチキスよりも求めやすい値段なのもうれしいですね。
>> マックス「ホッチくる」
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(取材・文/神戸紅実子)
編集プロダクション「ゴーズ」に所属。”平成生まれ昭和育ち”ながら、スマホやアプリに関する記事を若者文化に乗り遅れまいと執筆中。東横線ユーザーだが、ときどき中央線沿線にも出没する。
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