■コンビニコーヒーをそのまま入れる
オフィスや外出先でコーヒーを楽しむ人のなかには、「保温できるタンブラーならもう持っているよ」という方もいるでしょう。かくいう筆者もそのひとりです。しかし今回紹介する「真空コンビニカップ」は、一般的なタンブラーと少し違います。
それは、コンビニでテイクアウトしたコーヒーカップを、そのまま入れて使うという点。わざわざコーヒーを別容器に入れ替えなくてもいいのです。
筆者はコンビニにタンブラーを持参することがあるのですが、コンビニによってはコーヒーマシンにタンブラーを入れるのを断わられることも。そんなとき、コーヒーをカップごと移せると、あつあつのコーヒーを楽しむのに便利です。
■コーヒーの温度は保たれるのか?
コンビニコーヒーを「真空コンビニカップ」に移したところで、実際に温度がどのくらいに保てるのか見てみましょう。まずは、最初の温度をチェック。ここでは66℃と出ていますね。
このままフタをして30分後の温度を確かめると…
55℃と出ました。実際に飲んでみると、淹れたてコーヒーの「ピリッ」とした熱さはまだまだ健在。ついさっき買ってきたものと感覚的には変わらなくらいの熱さです。期待以上の保温効果だったので、さらに30分コーヒーを放置することに。すると結果は…
48℃! 1時間前と比べると結構温度が下がりました。しかし、味の方はまったく問題ナシ。さすがに淹れたての熱さはありませんが、冷めてはおらず、むしろ飲みやすい熱さになっているのが印象的でした。
結論を言うと、「真空コンビニカップ」を使えばコーヒーを買ってから1時間程度、熱さを保つことができます。1時間あればコーヒーブレイクを楽しむには十分でしょう。熱いコーヒーを飲めば、ランチ後の眠気とも戦えるかもしれません。
さらに、この製品にはもうひとつポイントが。それは買ったばかりのコンビニコーヒーを、熱い思いをせずに持ち運べるという点です。コンビニコーヒーをテイクアウトして「アチチ!」となってしまいがちな人にもオススメです。
今回はレギュラーサイズに対応した製品を使用しましたが、ラージサイズも販売されています。筆者はAmazonで購入しました(色やサイズによって異なりますが11/18で1000円前後)。サイトによって販売価格が違うのでいろいろ見比べてみてください。
>> パール金属
■コンビニで買える”アレ”でワンランク上の味に
せっかくなのでコンビニならではのコーヒーアレンジを紹介します。使うものは、チロルチョコひとつ。これをコーヒーに入れてかき混ぜるとモカ風になるんです。
チョコの数はお好みでOKですが、1個にした方がコーヒーの苦味とチョコの甘さがうまく混ざり合って“大人の味”になると思います。ふわっと漂うチョコの香りがとても上品なので、いつもと違うコーヒーブレイクを楽しみたい人はぜひ試してください。
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約100円で本格的なコーヒーを手軽にテイクアウトできる時代です。だからこそ、飲みやすい温度を簡単に保つ方法や、ちょっとしたアレンジ方法を知っておけば、より楽しいコーヒーライフを送れるのではないでしょうか。
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(取材・文/神戸紅実子)
編集プロダクション「ゴーズ」に所属。”平成生まれ昭和育ち”ながら、スマホやアプリに関する記事を若者文化に乗り遅れまいと執筆中。東横線ユーザーだが、ときどき中央線沿線にも出没する。
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