■基本機能は「アレクサ」と話しかけるだけでOK!
初期設定した後は、基本的には、声をかけるだけで操作できます。「Alexa(アレクサ)」と話しかけるとライトリングが青く点滅し、ユーザーの声を聞き取るモードに。例えば「アレクサ、音楽をかけて」と話すと、「Amazonミュージック、邦楽ステーション」と、音楽の再生が始まり、「アレクサ、次の曲」でスキップ。「アレクサ、これは何という曲?」と聞くと、アーティスト名と曲名を教えてくれます。
ほかに、ニュースや天気予報を聞いたり、アラームやタイマーをセットしたりできます。音量の調節も声で行えます。とまあ、できることの多くは、先に発売されたGoogle HomeやClova WAVEと似ています。マイクの感度は他のデバイスよりも良いようで、ささやくような小声でもしっかり認識してくれますし、少し離れた場所にいるときも大声で呼びかける必要はなさそうです。
■話すだけでショッピングもできる
Amazonプライム会員なら、Amazonでのショッピングもできます。「アレクサ、○○が欲しい」「アレクサ、○○を注文して」などと話すと、購入できる対象商品が案内されて、「購入しますか?」と聞かれます。「はい」と答えると、注文が行われる仕組み。
筆者もさっそく乾電池を買ってみました。Amazonで定期的に購入するものがある人は便利かもしれませんね。ちなみに、Echoでの操作履歴は「Alexa」アプリで確認できるので、間違って注文した場合は、履歴からAmazonのページに飛んで注文を取り消すことができます。
■スキルを追加して、できることを増やせる
Amazon Alexaは、日本向けサービスの開始と同時に、100社以上のパートナー企業が発表されたことでも話題になりました。パートナー企業はAlexaで利用できるサービスを提供します。これを「スキル」と呼びます。スキルは、スマホにおける「アプリ」のようなもので、すでに250以上のスキルが提供されています。ユーザーは「Alexa」アプリで使いたいスキルを検索し、スキルを有効にすると、話しかけて利用できるサービスが追加されます。
このスキルの追加も非常に簡単で、「有効にする」をタップするだけ。アプリのようにダウンロードしたり、インストールしたりする必要はありません。
筆者は「radiko.jp」「日本経済新聞 電子版」「東急線アプリ」などを有効にして活用しています。「リラックス・ヨガ」なんていうスキルもあるので、試してみたいなぁ〜と思っていたり…。