■ここでしか買えない限定商品が揃う!
「mt lab.」は、マステブームの火付け役、カモ井加工紙が運営するショップです。
カモ井加工紙は、ハエ取り紙(「カモ井のリボンハイトリ」。子供の頃、おばあちゃんの家で見たことがある人もいるのでは?)の製造会社として大正時代に創業。2008年、それまでは内装工事などの養生の際に使用する業務用アイテムだったマスキングテープを、可愛い色柄で一般向け雑貨へとアレンジ。『mt』と名づけて世に送り出しました。
「現在、900種類以上のmtが発売されていますが、そのうちの約300種類がmt lab.に置かれています。特殊な加工や印刷が施されているここでしか買えない限定品もあります」(カモ井加工紙・佐藤真理さん)
そんなmt lab.限定商品のひとつがこちら。巻芯が三角形のマスキングテープ。
「両面印刷テープ」も限定販売品。
「マスキングテープ独特の透け感を生かして、両面に印刷をしたら面白いんじゃないかということで作られた商品です」(佐藤)
裏側の柄が透けて見える様子が面白い! ガラスなど透明なものに使用すれば、裏と表で違う模様を楽しむことができます。
こちらもここでだけの限定モノ。暗いところで光る、蓄光塗料を使ったテープです。
「鍵やキーホルダーなどに貼っておけば、暗い中でもすぐに見つけられて便利。自転車に貼って使うのもおすすめ。夜道も安心ですよ」(佐藤)
一見、普通のマスキングテープに見えますが、こちらもリミテッドエディションもの。
「このマステには、普通の蛍光インクとは異なる、はっきりとした発色が特徴の蛍光インクが使われています」(佐藤)
こちらは「セラックテープ」。
「昔ながらのセラック加工で作られたテープです。 “セラック”とは、ラックカイガラムシからとれる樹脂のこと。昔のマスキングテープは、コーティング剤としてセラックを表面に塗っていたんです」(佐藤)
む、虫!?と一瞬ぎょっとしますが、カイガラムシが出す分泌物から作られた樹脂は、天然素材で、安全性も高いため、楽器や家具のニスとして塗られたり、食品や医薬品のコーティング剤としても利用されているのだそう。