■オフィスでマステ活用
(1)付箋代わりに
シンプルに付箋としてマステを使う方法です。
不在のメンバーに伝言を残すとき、ちょっとしたメモをとるとき、仕事で使う資料や本の重要な部分をマーキングしておきたいときなど、オフィスで付箋を使う機会はとても多いはず。
マステなら好きな長さでカットできますし、粘着側を内側にして折りたためば粘着部分の幅も自由に変えることができますね。
また、付箋に比べ粘着力が強くはがれにくいので、公共料金の振込など絶対に忘れてはいけないことをメモしてスマホに貼っておくと便利です。
また、本のしおり代わりにマステを使うのもおすすめ。読みかけのページにしっかり貼りついているので、混雑した通勤電車のなかで本を開いたときに思わずしおりが落ちて慌てるということもありません。さらに、参考資料として本の一部を拾い読みしたいときも、必要ではない部分をマステで束ねてしまえば、読むべき量が見える化されるので、気持ちも少し軽くなりそうです。
(2)ホワイトボードの表組作成に
プロジェクトの進捗管理や目標達成グラフなどをホワイトボードで管理したいときにもマステを活用できます。ホワイトボードの表の中に書き込まれた文字や数字を修正したいときに、思わず表の線まで消してしまって、消えたところだけ書き足すのが面倒だと思ったことはないでしょうか? マステを使ってラインを引いておけば、消してしまう心配がなく、手書きで線がゆがむこともありません。
上の2つを組み合わせて、ホワイトボードでToDo管理をしてみます。表の左側から、やるべきこと、進行していること、終わったことの3つに分け、項目を書いたマステをそれぞれのステータスに合わせて貼ります。写真では、急ぎの案件からピンク、イエロー、グリーンで色を使い分け、緊急度を見える化してみました。
(3)クリアファイルやファイルフォルダーに貼る
クリアファイルやファイルフォルダーに資料を入れたら、中身が分かるようにタイトルを書き込んで表紙に貼っておくと便利です。油性ペンなどで直接表紙に書いてしまうと再利用するときに困りますが、この方法なら中身が不要になったらテープをはがせばOK。
ちょっとトリッキーな使い方としては、クリアファイルに定規柄のマスキングテープを貼っておくというのもあります。例えば、客先での商談中に概ねのサイズ感を確認するときや提示されたサンプルのサイズを測りたいときに活躍しそうです。スケジュール帳やノートに貼っておくのも良いですが、見られては困る社内や他社の情報が書かれたページを隠しながら測るのは気を使うため、ビジネスバッグに入れても邪魔にならず、客先で使う資料を入れておくにも使い勝手の良いクリアファイルに竹定規のマステを貼ってみました。
(4)デスクにも定規を常備
定規タイプのマステは裁縫をする人などが机に貼って使うケースもあるとのこと。それを真似して、自宅の作業台に貼ってみたのがこちら。
宅配の送料を知りたいとき、この上で荷物の箱をパタンと転がせば箱のサイズが測れます。利用シーンが思い浮かばないまま、とりあえず作業台に貼ってみたら閃きました。案ずるより産むがやすし。