はたらくクルマの代名詞、トヨタ「ハイエース」50年の歴史を振り返る

トヨタ「ハイエース」が一部改良を実施し、新型が12月1日に販売されました。

今回の改良の主な変更点はふたつ。まずは、ディーゼルエンジンが1KD型から、「ランドクルーザー」や「ハイラックス」にも搭載される1GD型へと変更されたこと。もうひとつは、衝突回避支援パッケージ“トヨタ セーフティ センス P(Toyota Safety Sense P)”を全グレードに標準装備したことでしょう。

ハイエースは、トヨタが展開する商用バンの代表モデルですが、200系と呼ばれる現行モデルがデビューしたのは2004年のこと。ボクシーなエクステリアは今もなお魅力的で、古さを感じることはありません。とはいえ、エンジニアの方いわく、バージョンアップこそ行えど、容易にモデルチェンジしないというのも、実はハイエースの開発では外せないテーマなのだとか。

このように、一般的な車種とは異なる基準も盛り込まれるハイエース。最新モデルと合わせ、そのヒストリーや活躍ぶりについてご紹介したいと思います。

【次ページ】実は世界150カ国で販売されているハイエース

この記事のタイトルとURLをコピーする