■オリジナルの焼きおにぎりを考える楽しみも
焼きおにぎりといえば、醤油味のものが多いですが、味噌を使うのもアリ。今回は秋田県内で流通している小玉醸造の「ヤマキウ秋田味噌」を少しだけおにぎりに塗り、さらにシソの葉で巻いて焼いてみることに。
醤油に比べて味噌は焦げやすいので、こまめにひっくり返すのを忘れないようにしてください。こちらはごはんが見えないので、シソの葉がちょっと焦げてきたなというところで焼くのを止めました。
完成したシソ巻き焼きおにぎりを食べてみると、味噌の風味とシソの爽やかさが相まって、思わず次々と手を伸ばしたくなる中毒性が! 味噌が少し焦げているので香ばしさがあり、これこそが焼きおにぎりの醍醐味です。
小笠原陸兆のおにぎり焼き器は、3800円ほどでネットショップで購入できます。おにぎりを焼くためだけにこの出費はもったいないかと思いきや、長く使い続けることで愛着も湧き、時代を経ても飽きの来ないデザインということを考えれば、定番道具に加える価値は十分あります。朝食やおやつ、夜食にぴったりな焼きおにぎりを楽しんでください。
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(料理・文・写真/今西絢美)
編集プロダクション「ゴーズ」所属。スマートフォンなどのデジタル製品を中心に、アプリや関連サービスに関する記事をウェブや雑誌で執筆中。趣味は食べ歩きで、食にまつわるサービスや製品のチェックがライフワーク。