かつて軽自動車の新車販売台数ランキングは、“トールワゴン”と呼ばれる「ワゴンR」と「ムーヴ」が2強でした。しかし2011年12月にホンダから「N-BOX」が発売されてからは、全高を可能な限り高くし積載力を高めた軽スーパーハイトワゴンがトップを争うようになっています。
時を同じくしてアウトドアブームが到来。アウトドアブランドと軽自動車メーカーがタッグを組み「軽自動車だってキャンプに行ける!」とアピールしています。背景には軽スーパーハイトワゴンの登場とロースタイルによるキャンプ道具の小型化があります。
「夏休みに4ファミリーでキャンプに行くことになったんですよ。うちのクルマじゃ荷物が積みきれないからレンタカーを借りますが、軽スーパーハイトにしてキャンプ道具がどれだけ積めるか試してきますよ」
『&GP』編集部で編集長と軽い会話を交わす私。
妻「あなた、マジメに言っているの? ワゴンやミニバンにしたほうがいいって」
私「おいおい、今どきの軽自動車をナメんなよ!」
家ではこのような話が繰り広げられていました。さて、どうなったかといえば……。
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