2015年7月29日にマイクロソフトからパソコンOS(基本ソフト)「Windows 10」が登場した。2012年10月に登場したWindows 8以来、約3年ぶりのメジャーバージョンアップとなる。
最新OSの最大の特徴が、Windows 7、Windows 8/8.1のユーザーが2016年7月28まで無償でバージョンアップできるという点だ。ライバルであるアップルの「Mac OS X」は2013年10月登場の「OS X Mavericks」からOSの無償提供をスタートしたが、パソコン用OSのシェアのほとんどを占めているWindows OSが無償でバージョンアップできるようになったことは英断といっていいだろう。
ただし、気をつけなければならないのは対象OSの無償バージョンアップは約1年後までが期限ということ。ソフトの互換性が保たれているかどうかの問題もあり、いち早くバージョンアップするのは決して得策ではない。しかし、様子見を続けていたら、いつのまにかバージョンアップ期間が終わってしまうかもしれない。そもそも、バージョンアップにすべきなのかどうか、ということを見極められないという人も多いのではないだろうか。
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