アナログ派だけどスマートウォッチも気になるあなたへ ―「wena wrist pro」をじっくりと使ってみた

■充電器はクリップ式

組み立てが完了したら、まずは充電します。クリップ式になっているので、これでバンド部分を挟めばOK。

▲これがwena wrist proの充電器

クリップの一部が半透明になっているので、ここをディスプレイに重ねると、充電位置にピッタリあう仕組み。デザインも損なわず、使いやすい。なかなかよく考えられています。

▲本体のこの部分を挟み込んで、ケーブルを電源に接続すれば充電開始。ディスプレイの表示も透けて見えるようになっている

今回、バッテリーの検証は正確に行っていないので言及は避けたいと思います。が、筆者が数日間使用する上で電池残量が気になることはありませんでした。

 

■初期設定は「wena」アプリから行う

さて、充電が完了したら、同梱されている「スタートガイド」にあるQRコードをスマホで読みこみ、「wena」アプリをインストールしましょう。

ちなみに同モデルはiOS、Android問わずにペアリング可能ですが、おサイフ機能を利用するには、iOS端末で初期設定する必要があるそうです。今回はiPhone Xで検証。

▲ペアリング時に、wena wrist proのディスプレイに表示されたコードを入力する場面。ちなみにペアリング設定では「wena wrist pro」のことが「WB-11」と表示されるので留意

本体のバックルにあるボタンを長押しすると電源が起動。アプリの指示通りにペアリングを進めていきます。

まずはコードを入力し、認証を待ちます。本体の方に先に“接続できた”と表示されても、スマホ側は時間がかかるので、ゆっくり待ちましょう。

その後、身長体重や一日の目標歩数を入力。続いて、睡眠をトラッキングする時間帯、ディスプレイに文字を表示する行数(1行または2行)、通知するアプリ、通知拒否する時間帯、スマホが近くにない場合にBluetoothを自動オフにするかどうか、をカスタマイズしました。

▲電子マネー「楽天Edy」が利用できる。Edyマークは刻印されていないが、wena wrist pro本体のバックル部分にチップが搭載されている。手の内側に来るため、リーダーの高さや位置によっては、当てにくいこともあった

その後、楽天Edyの設定も促されます。後から行っても良いですが、ここで済ませておくのがオススメです。

▲早速LINEの新着メッセージが通知された

以上で、初期設定が完了となります。画面指示通りに進めればよいので、難易度はそこまで高くはありません。

ただし、最初のペアリングが何度か上手くいかないこともありました。その場合は焦らずに対処してください。

ちなみに、wena wrist proは「6秒間」電源ボタンを長押しすると、電源をオフにできます。また、そこから電源ボタンを「7秒間」長押しすると、初期状態に戻すことが可能です。

万が一、初期設定の途中でトラブルがあった場合には、こうした操作も参考に…。

 

【次ページ】アプリの通知はあとから追加するのがツボ

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