■測定できる項目は歩数のほかにもいろいろ
wena wrist proでは、「Step(歩数)」や「カロリー」が測定できます。デザイン的に、さすがにランニングなどのスポーツには適していないでしょうが、日常でどのくらい運動しているのかをチェックするには十分役立ちそうです。
また、「Step(歩数)」「Edy(残額)」「Notification(通知の内訳)」「Sleep(睡眠)」については、グラフ表示もあり、それぞれログを確認することも可能。
例えば、歩数や消費したカロリーを把握。運動量の目安にできます。
Edyについては「今月はどのくらい支払ったのか」「いつどのくらいチャージしたのか」などを後からチェック可能。
通知では、どのアプリの頻度が高いかわかります。
睡眠は、熟睡できている時間を知るのに便利です。ただ、睡眠計測に関して、腕時計を付けたまま寝られるかどうかは、人によりそうですね。
* * *
アナログの文字盤を搭載しつつ、“これだけは搭載して欲しい”と思える機能がしっかり詰まった一品。スマートウォッチが気になるけれど、デジタルな文字盤がどうしても苦手という人にピッタリでしょう。
バンド+ヘッドで8万円弱となり、決して安くはありませんが、完成度は高いと感じました。
[関連記事]
ソニーのスマート腕時計バンド「wena wrist」にディスプレイ搭載モデルが新登場
手持ちの腕時計をスマート化する革製バンド「wena wrist leather」
電子マネー機能内蔵の「wena wrist」を使って良かった5つのポイント
(取材・文/井上 晃)
スマートフォン関連の記事を中心に、スマートウォッチ、ウエアラブルデバイス、ロボットなど、多岐にわたる記事を雑誌やWebメディアへ寄稿。雑誌・ムックの編集にも携わる。モットーは「実際に触った・見た人だけが分かる情報を伝える」こと。編集プロダクション「ゴーズ」所属。