ハンドドリップの腕を上げる“IoTなコーヒーシステム”を試してみた!

>> Quality Control System(クオリティコントロールシステム)

▲写真右はキーコーヒーとacaiaが開発したQuality Control Systemのアプリ画面です

 

■ハンドドリップの湯量・蒸らし時間をアプリで確認できる

Quality Control Systemの鍵を握るのがacaiaのデジタルスケールと専用アプリ。このデジタルスケールはBluetoothでスマホやタブレットと接続することが可能で、アプリ画面から豆や水などの量を測ることができます。さらにはコーヒーの抽出ログを記録することができ、どれくらいの湯量を何分で、そのうち蒸らし時間(お湯を落とさない時間)はどれくらい。などの記録をグラフ化してくれるすぐれもの。

▲アカイアデジタルスケール(この製品でQuality Control Systemが使用できます)。販売価格:2万1384円(税込・KEY COFFEE通販倶楽部調べ)

写真はacaiaデジタルスケールにキーコーヒー「Noi クリスタルドリッパー」、「KEY コーヒーサーバー 500ml(2~4人用)」をセットした状態。デジタルスケールは実際にサードウェーブコーヒーのブームで、日本にも進出したアメリカ「BLUE BOTTLE COFFEE(ブルーボトルコーヒー)」でも取り入れている製品です。

この製品を使用して、acaiaとキーコーヒーがより実用的に共同開発したのがQuality Control Systemです。そのため、一般的なacaiaのデジタルスケールは同じですが、独自開発されたアプリが公開されており、ユーザーはスマホやタブレットにアプリをダウンロードすることでQuality Control Systemのすべてを使用することができます。

とはいえ、「コーヒーとIoTってなんだか難しそう……」と感じる人も少なくないはず。そこで実際にどんなものなのか順を追って解説いたします。

【次ページ】「Quality Control System」はこう使う

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