―そして以下、筆者と店員さんのやりとり。
筆者:AとBをください。
店員さん:はい、店舗でお召し上がりですか?
筆者:はい。
店員さん:490円になります。
筆者:えっと、「Origami Pay」って使えますか?
店員さん:はい、「Origami」ですね! 少々お待ちください。
(筆者の心の声:良かった通じた。でも「少々お待ちください」って何だろう…)
店員さん:テクテクテク…(レジの横にあるスタッフ専用の控室のような場所へ)
筆者:…
<30秒ほど経過>
店員さん:お待たせしました。440円になります(手には大きめのタブレットが…)。
(筆者の心の声:店員さん、ご面倒をおかけしてすみません。)
こうした光景を見る限り、きっとPOSに組み込めない場合には、QRコード決済でも単純に回転率は上がらないのでしょう。
さて、「Origami」アプリで読み取り画面を起動し、QRコードを認証します。
支払いが完了すると、同アプリの「メッセージ」タブに通知が届きます。そこからレシートを表示することが可能です。
こうして、あとから金額を確認できると助かりますね。
ん、ちょっと待て…?
むむむ…
むむむむ…
なんかちょっと安くなってる! -50円。きっと、遠出して買いに出かけたコストくらいは相殺できたかな。いや、…ギリギリできていないか。
調べてみると、どうやら色んな提携店舗でOrigami Payで支払うと5~10%の割引が受けられるキャンペーンが実施されているみたいですね。…せっかくならもっと高いもの買えばよかった。
* * *
ほかにも機能はありますが、今回は敢えて割愛。シンプルにQRコード決済の使用イメージが伝われば幸いです。
Origami Payについては、使用できる店舗がまだ限られている印象。もっと使えるコンビニが増えると良いですね。
一方で、割引が受けられるのはやっぱり嬉しい。衣類や雑貨、複数人での食事の会計などは、5~10%でも大きな差額になるはずです。近所に割引の対象となる店舗があればぜひお試しあれ。
>> Origami Pay
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(取材・文/井上 晃)
スマートフォン関連の記事を中心に、スマートウォッチ、ウエアラブルデバイス、ロボットなど、多岐にわたる記事を雑誌やWebメディアへ寄稿。雑誌・ムックの編集にも携わる。モットーは「実際に触った・見た人だけが分かる情報を伝える」こと。編集プロダクション「ゴーズ」所属。