【ルノー トゥインゴ GT試乗】F1のDNAが息づく!痛快な走りを楽しめるホットハッチの新星

ルノー「トゥインゴ」のスポーツ仕様「トゥインゴ GT」の第一印象は、「小悪魔的というか、背伸びをしている感じがカワイイな」というものでした。

ブラックアウトされたフロントグリルや、サイドのストライプ、Cピラー下のエアインテークも、ルノー一流の…いや、F1をはじめとするルノーのモータースポーツ活動を牽引するルノー・スポールの、ちょっと気の利いたイタズラなのかと思ったのです。

でも、ステアリングを握り、走り始めて数分、自分の勘違いが恥ずかしくなりました。

トゥインゴ GTのベース車は、2016年秋に日本導入が始まった3世代目のトゥインゴで、スマート「フォーフォー」とはRR(リアエンジン/リアドライブ)レイアウトをはじめ、基本メカニズムを共にする兄弟車。

そんな生い立ちからして「見た目を軽く手直ししたお手軽スポーツモデル」と思ってしまったのですが、軽快にして骨太な走りに、思わずニヤリ。そして、意外にも本気なスポーツモデルらしさに「やっぱりルノー、やるなぁ…」と。思わずヒザを打ったのです。

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