【パリ~モスクワ】SU3005
さて、パリからの帰国もモスクワ経由です。アエロフロートの搭乗券ですが、エールフランスとのコードシェア便なので、機体はエールフランス。
この旅はトラブル続きでしたが、帰国便でもやってくれました…。
機内に乗り込み、プッシュバックを待っていましたが、一向に動きません。
しばらくすると機内アナウンスがあり、機体トラブルのため、機体チェンジするとのこと。
荷物を取り出して降機し、指示されたゲートに移動です。
出発が何時になるかもわからず、待合で、ただ、待機、待機、待機…。
ボーディングのアナウンスがあり、ようやく乗り込めました。代替機は同型機体なので、座席番号はそのままです。
機体がエールフランスで、また、ここがシャルル・ド・ゴール空港のため、代替機が用意しやすかったのは不幸中の幸いだったかもしれません。
しかし、1時間半遅れの出発です。経由地モスクワから成田便までの接続時間は1時間20分しかありません。成田行きが定刻通りなら、確実に間に合いませんが、もうこうなったら腹を括り、機内食を楽しむことにしましょう。
離陸後1時間で ドリンクと食事サービスが始まりました。
○人参のサラダ
○チキン 雑穀ライス添え
○カマンベールチーズ
○パン
○プルーンの焼き菓子
○ヴァローナのチョコレート 68%
○コーヒー
サラダは、やや柔らかい食感の人参や他の野菜をマヨネーズで和え、ディルと思われるフレッシュハーブが散らしてありました。
チキンは普通でしたが、添えてある雑穀ライスが美味しい! 麦、黒米、長米などの色々な雑穀の食感が楽しく、味付けはスパイシーだけど、サッパリして、塩気もあっさり。これは完食しました。
カマンベールチーズは、定番のプレジデントブランド。パンは温められていません。
短~中距離便のエールフランスのエコノミーでは、お手拭きの配布サービスはありません。必要な人は、搭乗時、機内に入ってすぐのカウンターにお手拭きのカゴが置いてありますので、あらかじめ各自で取っておくことをオススメします。
デザートは、一見すると単なるタルトですが、生地がもっちり、むっちりでおいしい! この食感は、日本人は好きかもしれません。ヴァローナのチョコレートもあり、エールフランスのコードシェア便ならではですね。
ドリンクはコロンバールとシャルドネのブレンドの白ワイン「Beauchatel 2015」を選びました。187mlボトルでのサービスです。
定番のフランス産コート・ド・ガスコーニュの白ワインは果実味があって飲みやすく、ほどよいボリューム感があり、サラダにもチキンにも合います。この白ワインはヴァローナのチョコレートとも楽しめました。
ワインを飲み、お腹もいっぱいで、いい気分でモスクワに到着しましたが、案の定、成田行きはすでに飛び立っていました。
またモスクワ泊か?それとも?
この後のモスクワから成田までの道中は、前回、前々回のリポートをご覧ください。
※機内食メニューは2017年3月のエコノミークラスものです
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(取材・文/綿引まゆみ)
ワイン専門誌や料理系雑誌での記事執筆をはじめ、日本ソムリエ協会webサイトのコラムなどを執筆。ワインセミナー、トークショー、海外のワインコンクール審査員など、幅広い活動を行なっている。チーズプロフェッショナル、ビアソムリエ、コーヒー&ティーアドバイザーの資格も所有。スイーツ好き。