【試した】iPhoneと「外付けレンズ」でどんな写真が撮れるの?

とはいえ、普通に写真を撮るだけではもったいない! 写真にオリジナリティを出したいなら、外付けレンズを使うのがオススメです。今回は、サンワサプライのスマホレンズキット400-CAM034を使って、いろんな写真撮影に挑戦してみました。

■付属するレンズは3種類
このセットに付属するのは、魚眼レンズ、マクロレンズ、ワイドレンズの3種類。

iPhoneだけでなく、さまざまなスマホに取り付けられるのが特徴です。

クリップをスマホのレンズ部分に挟むだけなので、装着にも手間取りません。5~12mmの厚さに対応し、ケースを付けたままでもレンズをさっと装着できます。

装着時には、カメラ部分に外付けレンズの縁が写り込まないようにしましょう。カメラの位置がスマホ本体の縦横いずれかの縁から2cm以内にあることが条件なので、購入前にあらかじめ確認しておくと安心です。

それではさっそく各レンズで撮影した写真を紹介します。

■セルフィーに最適なワイドレンズ
対角画角120°、水平画角90°で撮影できるワイドレンズは、広い風景や大きな被写体を撮影するのに最適です。筆者が一番オススメしたいシチュエーションは、やっぱりセルフィー! こういった広角レンズは「セルカレンズ」とも呼ばれています。

通常のカメラで撮ると、背景があまり写りませんよね。

そこで、インカメラにワイドレンズを装着すれば、背景も含めた写真が撮影できるんです。旅先などで風景をたくさん写し込みたいときにオススメです。最近は自撮り棒が禁止されている場所も多いので、そういった場所でも気兼ねなく使えますね。

■マクロレンズで小さな世界を撮影
被写体に最大10mmまで近づいて撮影できるマクロレンズは、通常のiPhoneのカメラではボケてしまうような細部の描写が得意です。

通常ではこれぐらい離れて撮影しないとピントが合いません。

そこで、このマクロレンズを装着すると、こんなに近くまで寄れるんです! マクロモードのないiPhoneにとって、ここまで撮影できるのはありがたいですね。

■魚眼レンズは外付けならではのユニークな写真に
180°撮影できる魚眼レンズは、中心が強調された面白い写真が撮れる優れモノ。

ただの風景が……

個性的な風景に早変わりします!

犬やネコを魚眼レンズで撮影すると、鼻が強調された“鼻デカ写真”になりますが、人で撮ってみてもなかなか面白いですね。

外付けレンズを使って、iPhone写真の腕を磨いてみてください!

【文/今西絢美】

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