■アクティブ派は「エクササイズ」と「Coach」を活用しよう
フィットネスの測定に活用したい場合には、「エクササイズ」と「Coach」アプリを使いましょう。
エクササイズを起動した場合、「ランニング」「自転車」「水泳」「トレッドミル」「ウェイトリフティング」「インターバルタイマー」「ワークアウト」の7種目を選択可能。
今回はランニングを検証。ランニング中には、大きな文字で数値を確認できます。左右にスワイプすると、中央の数値の項目が切り替わる仕組みです。文字盤が大きいので、走りながらでも確認しやすく感じました。
一方、「Coarch」アプリでは、一連のワークアウトが連続して表示されます。まず「10-Minute Abs」「7-Minute Workout」「Treasure Chest(15分)」の3つのプログラムを選択。プログラムを開始すると、まず下記画面のような映像で、種目が解説されます。
その後、カウントダウンタイマーが起動するので、映像で解説された種目を行っていきましょう。休憩時間も兼ねているので、これを見ながら数秒間、ちょっと一息。
トレーニングのプログラムを終了させると、平均心拍数や消費カロリーなどのサマリーが表示されました。コレ、結構きついですよ。
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Amazon.co.jpでの販売価格は、3万2724円(税込)。もちろん、機能の豊富さでいえばApple WatchやAndroid Wearの方が上ですが、シンプルなUIとちょっとレトロなデザインには、Fitbit独自の魅力がありました。
なお、Ionicには、今回レビューした機能のほかにも、睡眠計測を行ったり、Wi-Fi接続が可能なパソコンから音楽データを移行してIonic本体に保存したり、さまざまな機能が備わっています。気になる人は公式サイトでチェックしてみてください。
>> Fitbit Ionic
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(取材・文/井上 晃)
スマートフォン関連の記事を中心に、スマートウォッチ、ウエアラブルデバイス、ロボットなど、多岐にわたる記事を雑誌やWebメディアへ寄稿。雑誌・ムックの編集にも携わる。モットーは「実際に触った・見た人だけが分かる情報を伝える」こと。編集プロダクション「ゴーズ」所属。