■ディスプレイは2つ、カメラ1つ
「M」はZTEが製造するスマートフォン。筐体はやや角ばっており、手に持つと無機質な感じを受けます。前面、背面ともにディスプレイを備えますが、通常のスマホのように使う場合には、背面のディスプレイは消灯されたまま。
端末の厚みは現実的で、ケースを纏ったスマホとさほど変わりません。ポケットに入れて持ち運ぶのに問題はなさそうでした。
側面に切れ目があります。そこからぐわっと端末を開きましょう。両面にあったディスプレイがひとつにつながり、タブレットのような1枚画面になります。
カメラは前面ディスプレイの部分にのみ搭載されていて、アウトカメラ・インカメラ兼用となります。切り替わるのはディスプレイの方で、背面カメラとして使う場合には、カメラとは反対側のディスプレイがモニターとして起動する仕組み。
側面には、電源、音量ボタンのほかに、シャッター用に使える専用キーが用意されていました。ここを長押しするとカメラアプリが起動し、二度押しでシャッターを切れます。ただし、写真がブレやすいので、ソフトウェアのシャッターボタンで操作する方がオススメ。
なお、画質は標準的で、飛び抜けて綺麗なわけではありませんが、十分に普段使いに耐えれるレベルでした。