ドコモの2画面スマホ「M」の使い心地はいかに?

■ディスプレイは2つ、カメラ1つ

「M」はZTEが製造するスマートフォン。筐体はやや角ばっており、手に持つと無機質な感じを受けます。前面、背面ともにディスプレイを備えますが、通常のスマホのように使う場合には、背面のディスプレイは消灯されたまま。

▲サイズは約W72xH151xD12.1mm。質量は約226gとやや重め。バッテリー容量は2930mAh

端末の厚みは現実的で、ケースを纏ったスマホとさほど変わりません。ポケットに入れて持ち運ぶのに問題はなさそうでした。

側面に切れ目があります。そこからぐわっと端末を開きましょう。両面にあったディスプレイがひとつにつながり、タブレットのような1枚画面になります。

▲ヒンジ部はこんな感じ。文庫本のようにディスプレイが内側に来るのをイメージしそうだが、Mではその逆に。つまり、表紙と裏表紙部分が画面になる

▲ディスプレイはどちらも約5.2インチ・フルHD。OSはAndroid 7.1.2で、CPUはSnapdragon 821(2.2GHz+1.6GHz、クアッドコア)

カメラは前面ディスプレイの部分にのみ搭載されていて、アウトカメラ・インカメラ兼用となります。切り替わるのはディスプレイの方で、背面カメラとして使う場合には、カメラとは反対側のディスプレイがモニターとして起動する仕組み。

▲カメラは2030万画素で、F値1.8。手ぶれ補正は電子式のみサポート。側面のボタンでカメラ操作が可能

側面には、電源、音量ボタンのほかに、シャッター用に使える専用キーが用意されていました。ここを長押しするとカメラアプリが起動し、二度押しでシャッターを切れます。ただし、写真がブレやすいので、ソフトウェアのシャッターボタンで操作する方がオススメ。

なお、画質は標準的で、飛び抜けて綺麗なわけではありませんが、十分に普段使いに耐えれるレベルでした。

▲イヤホンジャックあり

▲USBはType-C

 

【次ページ】2画面を繋げて1枚のディスプレイとして使う

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