■方眼ノートと取外し可能なカレンダーがセットに
国内外の生活用品や雑貨、文房具などを幅広く取り扱うロフト。文具好きなら、お店に一歩入るだけで日々の疲れも吹き飛ぶような、豊富な品ぞろえが特徴です。
「タステチョウ」は、そんなロフトが販売するスケジュール帳。パッケージを開けると、A5サイズのノート(60枚120ページ)とマンスリーカレンダーが出てきます。
注目したいのはカレンダー。側面にツメが付いてます。このツメをノートのリングに引っ掛けることで、カレンダーを好きなページに取り付けられ、メモページの分量を自分で調整できるのです。ツメはテープで補強されているため、ページの取り外しを繰り返しても、無理に引っ張らない限り破れる心配はありません。
カレンダーは、カードのような丈夫な紙質。ボールペンや鉛筆、シャープペン、サインペンなど、さまざまなペンで書き込んでも、サラサラと筆が進みます。力強く書き込んだときも次のページに字が響きにくいので、筆圧の強い人にもおすすめです。
ちなみにこのカレンダー、裏面にも同じ月のカレンダーが印刷されています。「タステチョウ」愛用者のなかには、表面に仕事の予定を、裏面にプラベートの予定を、と使い分ける人もいるそうですよ。
予定を書き込み過ぎてスケジュール帳がゴチャゴチャになりやすい人は、カレンダーの表と裏を使い分けてみては?
■未来の予定はうしろにまとめる
6月や9月など、年度の始まりからズレた時期にスケジュール帳を買うと、「前のページだけガラ空き」なんてこともありますよね。けれど、「タステチョウ」は購入した月のカレンダーを最初のページにセットすればよいので、全ページを無駄なく使えます。
カレンダーは1月から翌年の4月までの計16枚を用意。私の場合、いま使っている月以外のカレンダーは、うしろのページにまとめています。そうすると、未来の予定を時系列で把握しやすいんです。
■やっぱり方眼ノートは書きやすい!
本体のノートもなかかの優れもの。走り書きをしても、ペン先が紙に引っかからない、なめらなか紙質が特徴です。また、方眼罫タイプなので自然と文頭を揃えられるので、内容を整理しやすい!
表紙はかっちりしたボール紙で、立ったままでも筆記がしやすいのも魅力のひとつ。ただ、バンドがついていないので、落としたりカバンのなかに入れたりしていると、ページがバラバラになってしまいます。カレンダーをすべて入れると普通のノートより厚みが出るので、本体とは別にバンドを買って留めておくのもアリですよね。
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「タステチョウ」の販売価格は1944円。ログノート系のスケジュール帳としては、お手頃価格かと思います。カラーはブラック、グレージュ、クラフト、ライトグレー、ホワイトの5色を展開。どれも落ち着いた色合いなので、ビジネスでもすぐに活用できますよ。
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(取材・文/神戸紅実子)
編集プロダクション「ゴーズ」に所属。”平成生まれ昭和育ち”ながら、スマホやアプリに関する記事を若者文化に乗り遅れまいと執筆中。東横線ユーザーだが、ときどき中央線沿線にも出没する。
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