世界の機内食案内[29]エミレーツ航空 成田~ドバイ

【成田~ドバイ】EK319

成田発ドバイ行きのEK319便は、22:00発の夜間飛行になります。この時間発なら、第1回めの機内食は日付の変わる前に食べられそうです。

▲期待通りの帽子とスカーフのCAさん

ほぼ予定通りにプッシュバックが始まり、離陸したのは22:20。

離陸してしばらくはシートベルトサインが消えないものですが、この時はあっさりとシートベルトサインが消えました。

▲食事の前に、アメニティの入ったポーチが配られました

アイマスク、耳栓、靴下、歯磨きセットが入っています。ポーチのカラーは何種類かあるようで、グリーンのポーチを持っている人を見ました。

ソフトクッションのやや大き目のポーチは軽くて使い勝手がよく、現在、機内持ち込み用の着替えの下着入れに使ってます。

 

[1回めの食事]

夜便のため、離陸して1時間もしないうちにサクサクとディナーが配られます。
23時過ぎですが、ガツンとビーフをチョイス。

○サラダ(ツナ、ペンネ、いんげん、オリーブ、ミニトマト)
○ビーフ焼きそば
○パン、バター
○チョコレトーケーキ
○ミネラルウォーター
○コーヒー

▲焼きそばは臭みがあり、ビーフもやや臭みがありました。ちょっと残念

▲サラダのツナがおいしく、チョコレートケーキも美味でした。バターは有塩タイプ

ワインはビーフに合わせて赤を選びました。赤ワインは2種類用意されていて、ひとつはフランスの「ジェラール・ベルトラン」、もうひとつはオーストラリアの「キリカヌーン」のシラーズ。どちらもいい生産者ですが、キリカヌーンが搭載されているのは初めてみたので、このシラーズをチョイス。ミニボトルでのサービスです。

▲バックラベルを見ると、エミレーツ用の限定ワインみたいですね

キリカヌーンは優秀な生産者なので、このワインもとてもおいしく、ビーフにもチョコレートケーキにも合いました。

▲エコノミークラスですが、カトラリーはプラスティックではありませんでした

▲食後のコーヒーは、インスタントっぽかったです

食後は、ちょうど日付が変わる頃で、機内食が回収されると消灯となります。私が寝ている間にあったかのかもしれませんが、食事と食事との間の軽食は配布されませんでした。

ですが、ドリンクのサービスは頻繁にありました。ギャレーにはスナック類が用意されていましたので、小腹が空いた人は、各自で取りに行く感じですね。

 

[2回めの食事]

着陸2時間ほど前に朝食が配られます。私はおかゆをチョイスしてみました。

○おかゆ
○イチゴヨーグルト
○フルーツ(メロン、オレンジ、グレープフルーツ)
○パン、イチゴジャム、バター(有塩)
○リンゴジュース
○ミネラルウォーター
○緑茶

▲期待していたおかゆですが、味付けが私好みではなく、ちょっと残念…

朝食ですが、「ワインもありますよ」と言われました。ビールも用意されていましたが、さすがの私も、今回はリンゴジュースにしました(笑)。

食後に布おしぼりが出てきたのは気が利いていました。

機内は思っていたよりも寒く、毛布必須でしたが、着陸の40分ほど前には毛布とヘッドホンは回収されてしまいました。着陸までちょっと寒かったです。私は機内にはいつも自分のイヤホンを持ち込んでいるので問題ないですが、映画を観ていた人は、途中でヘッドホンを回収されて残念そうでした。

エミレーツのエコノミーに乗る場合には、寒さが苦手な人はストールを、エンターテイメントを最後まで楽しみたい人はマイイヤホンを用意することをオススメします。

飛行11時間で、早朝4時すぎにドバイに到着。

さて、ここで乗換えです。

※機内食メニューは2017年5月のエコノミークラスものです

 


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(取材・文/綿引まゆみ

わたびきまゆみ/ワインジャーナリスト

わたびきまゆみ/ワインジャーナリスト

ワイン専門誌や料理系雑誌での記事執筆をはじめ、日本ソムリエ協会webサイトのコラムなどを執筆。ワインセミナー、トークショー、海外のワインコンクール審査員など、幅広い活動を行なっている。チーズプロフェッショナル、ビアソムリエ、コーヒー&ティーアドバイザーの資格も所有。スイーツ好き。

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