「ストームブレイカー」は、SOTOが発明したフレキシブルホースのおかげで、バーナー部は手のひらにおさまるサイズで重量もわずか225g。
バーナーヘッドはすり鉢状で、風に強いのが特徴。下部から空気を取り込み、風を遮断しつつ空気を取り入れます。同じSOTOの「MUKAストーブ」とは違い、アルミの風防は装備されていませんが、それでいてブロワーで風を吹きつけても炎が消えることはありません。名前に偽りなし!
ガスバルブはOD缶のスタンドと兼用。バーナー本体のホースは、ガスバルブのスライドリングを押し込んでから差し込みます。スライドリングから指を離せばロックできるという構造です。
海外ブランドにはOD缶を逆さまにして使う“液だし”モデルが珍しくありません。ですが、消火時間や排ガスなどの問題により日本のガス検を通ることができず、輸入代理店が販売できないモノがいくつかあるんです。ストームブレイカーはスピーディーに着火/消火できるよう、OD缶を正立にして着火・消火作業を行います。もちろん、ガス検をクリア。
調理時はOD缶をひっくり返します。フレキシブルホースなので、どんな環境でもOD缶を遠くに置いておけるのは安心ですね。