■特殊技術「ナノサクション」でくっつく!
「WAYLLY」は、自撮り時の“スマホの片手持ち問題”を解決してくれるiPhoneケースです。
最大の特長は、本体の背面に施された“ナノサクション”という加工。ナノサクションとはナノレベルの小さな吸盤でできた新素材で、この吸盤をガラスや金属といった滑らかな素材でできた壁に押し付けると、吸盤と壁の間が真空状態になり、しっかり貼り付けられるのです。
つまり、iPhoneを壁やガラスに貼り付けることで、片手でiPhoneを持たなくても自撮りが可能になるのです。この便利さからインスタグラマーにも愛用者が多いケースなんですよ。
自撮りが一大ブームになっている昨今、こうしたスマホを壁に“くっつける”系のグッズはほかにも見られます。しかし、貼り付けるときにやや強めの力が必要なことも。でも「WAYLLY」は軽い力でOK。ケースを少し押し込むようにすれば、しっかり固定できます。
この状態でカメラを起動しタイマーを設定すれば、画面を見ながら自分の顔と背景がしっかり入っているかも確認できます。複数人で写真を撮るときにも役立ちますよ。
「インスタグラマー御用達って、女子向けのデザインなのでは?」とも思いますが、デザインは黒いケースに「WAYLLY」のロゴが入ったシンプルなもの。5月9日から販売される白モデルも、同じくシンプルなデザインなので男女問わず使用できます。
■iPhoneのほとんどの機種に対応
今回、「WAYLLY」にはiPhone 8を入れてみましたが、同じケースでiPhone 6/6s/7も入れられます。
ほかに、iPhone 5/5s/SE兼用、iPhone 6 Plus/6s Plus/7 Plus/8Plus兼用、iPhone Ⅹ専用のケースも販売されています。Android用のケースはないのが少し残念ですが、iPhoneユーザーであれば、ほぼすべての機種で利用できるといってよいでしょう。
また、「WAYLLY」の側面には滑り止めが加工されていて、落としにくい構造になっているのも魅力のひとつ。自撮り以外にも、保護ケースとしての役割をしっかり果たしてくれます。
■汚れがついたら水で洗い落とそう
特殊な吸盤で壁にくっつけて使える「WAYLLY」。しかし、くっつく構造ゆえにゴミやホコリが付きやすいという欠点もあります。
実際に使った感じでは、ゴミが着いたから吸着力が極端に弱くなる、ということはなかったのですが、ケース自体はきれいに保ちたいですよね。そんなときは、水やウェットティッシュで汚れを洗い落とせばOK。セロハンテープを使ってゴミを落すこともできます。
■自撮り以外にも使える
「WAYLLY」は自撮り以外にもお風呂場の壁や洗面所にiPhoneを貼り付けてラジオや動画を楽しむ、という使い方もできます。
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「WAYLLY」の販売価格は全サイズ共通で2980円。手で持ったときに落としにくく、机に置いたときも滑り止めの効果があるなど、自撮り以外の目的もしっかり果たします。
普段使いのケースとして、ここ一番のタイミングでバッチリ自撮りしたいときの秘密道具として、活用してはいかがでしょう。
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(取材・文/神戸紅実子)
編集プロダクション「ゴーズ」に所属。”平成生まれ昭和育ち”ながら、スマホやアプリに関する記事を若者文化に乗り遅れまいと執筆中。東横線ユーザーだが、ときどき中央線沿線にも出没する。
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