【ドバイ～成田】EK318
時間的には真夜中も真夜中、午前2時近くです。
ドバイ空港ターミナル3の搭乗ゲートA23前の待合は、真夜中とはいえ明るく、人もたくさんいました。よって、女性ひとりでもまったく不安は感じませんでした。
ボーディングの行列はなく、皆、パラパラと搭乗口に向かっています。
機内に入ると、ほぼ満席状態でした。時間も遅いので、早く寝たい人はサッサと早めに搭乗したのかもしれません。
時間も時間ですから、たしかにすぐにでも寝たいところです。でも、機内食が出てくる以上、私は気力で起きていなければ！（笑）
離陸前にアメニティのポーチ（靴下、耳栓、アイマスク、歯磨きセット）が配布されました。このポーチはクッション素材で柔らかく、軽くてほどよい大きさがあるので、現在、機内持ち込みの予備用着替え入れとして便利に使っています。
[1回めの食事]
定刻通りに離陸後、落ち着いたところで1回めの食事、ディナーが配られました。
時刻は午前3：30。やはり、こんな真夜中でも出てくるんですねぇ…。
○そうめん（前菜）
○グリルチキン、黒コショウのソースにサヤインゲンとマッシュポテトを添えて
○パン、無塩バター
○クラッカー、チーズ
○チョコレートとマンゴーのファッジケーキ
○ミネラルウォーター
○コーヒー
メインは、グリルチキンか魚（パーチ唐揚げ甘酢餡かけ、ご飯）から選びます。ご飯は日本米を使用しているとメニューに書かれていましたが、チキンをチョイス。ちなみに、パーチはスズキのことです。
前菜がそうめん、ってどうよ？ とツッコミたくなりましたが、久しぶりに口にする麺つゆの醬油系の味に、ほっと癒されました。
メインに選んだチキンがしっとりしていて、味がよく、ソースもおいしくて大正解。
このソースが黒コショウソースなので、赤ワインをもらいました。ミニボトルです。
▲L’OSTAL CAZES ESTIBALS 2014 MINERVOIS （France）
他にもワインの種類がありましたが、行く時に飲んだものと同じだったので、よく知るドメーヌ・カズのワインにしてみました。南仏ラングドック地方ミネルヴォアエリアの赤ワインで、シラー60％、カリニャン20％、グルナッシュ20％のブレンド。
チキンの黒コショウソースと合わせましたが、デザートのチョコレートファッジとの相性の方が良かったです。
ちなみに、有料でモエ・エ・シャンドンのシャンパンのピッコロサイズ（200ml）を頼める、とメニューに書かれていました。価格は25USドル。ちょっとお高いし、真夜中で眠気と闘いながらのディナーでしたので、注文しませんでした。
ディナーを食べ終わったのが、朝の4:30。
機内食をリポートするために、必死に起きていましたが、さすがにもう限界…。速攻でバタンキューでした。
[2回めの食事]
最初の食事から6時間後、成田到着まで約2時間というところで2回めの食事タイム、朝食がやってきました。
長距離便の食事と食事の間には、おやつやアイスなどがサービスされることが多いのですが、この便でおやつサービスがあったかどうか、爆睡していたので不明です。
○季節のフレッシュフルーツ（メロン、スイカ、パイナップル、ブドウ）
○スクランブルエッグ、ベークドビーンズ、野菜コロッケ、マッシュルームのソテー
○クロワッサン、無塩バター、イチゴジャム
○イチゴヨーグルト
○トマトジュース
○ミネラルウォーター
○コーヒー
メインは二択です。私が選ばなかったのは、「鮭の照り焼き」。日本米のご飯が付いて、付け合せはイエロースクワッシュとニンジン。イエロースクワッシュは、黄色いズッキーニのような野菜です。
私が選んだのは洋風朝食。スクランブルエッグはあまり味がなかったのですが、トマト味の豆の煮込みとからめていただきました。マッシュルームのソテーも味が薄めでした。
クロワッサンにイチゴジャムをつけようと思い、スティックパックのジャムを開けようとしましたが、どうにも開きません！ 切れ目がちゃんと入っていない？ 何度か試みましたが、結局ダメでした。このパック、年配の方は確実に開かないんじゃないでしょうか。
イチゴジャムは開けられませんでしたが、イチゴヨーグルトは食べました。
しかし、ジャムもヨーグルトも同じイチゴ味。時々このようにフレーバーが重なる組み合わせに出合ったりもしますが、客の立場から言えば、違っていると嬉しいですよね。
食事が終わると、だんだんと着陸態勢に入ります。
約10時間のフライト後、成田到着は17:35。ドバイと5時間の時差があるとはいえ、夜中に出発して夕方着なので、1日中ずっと乗っていたような気分です。
後で気付きましたが、アメニティポーチにWi-Fi利用に関するスリップが入っていました。一定の範囲内で、機内で無料Wi-Fiが使えたようです。残念、試してみれば良かった！
これからエミレーツに乗る予定の方は、HPなどで事前チェックしておくといいかもしれません。
※機内食メニューは2017年5月のエコノミークラスものです
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（取材・文／綿引まゆみ）
わたびきまゆみ／ワインジャーナリスト
ワイン専門誌や料理系雑誌での記事執筆をはじめ、日本ソムリエ協会webサイトのコラムなどを執筆。ワインセミナー、トークショー、海外のワインコンクール審査員など、幅広い活動を行なっている。チーズプロフェッショナル、ビアソムリエ、コーヒー＆ティーアドバイザーの資格も所有。スイーツ好き。
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