グランドシート、ポール2本、張り綱、ペグのセットで、重量は約5.6kg(写真で使用している張り出し用キャノピーポールは別売)。
スカートとサイドパネル、キャノピーポールが装備された「炎幕DX」(3万6800円/税別)も同時発売されています。“雨男”の自覚があるなら、スカート付きのほうが安心ですね。
さて、各地のアウトドアイベントでお披露目をしていた炎幕。イベント会場で、担当者にその使い方を教えてもらいました。
コットン(表面撥水加工、抗カビ加工済み)製のフライシートと、ポリエステルオックスのグランドシート、スチール製のポール。今どきのULテントを見慣れているので重厚感があります。ずっしり感はありますが、実はバイクのキャリアに余裕で積載できるサイズになっているんです。
■設営方法
まず、起点となる後ろ側の端をペグダウン。
まっすぐになるようにもう片側もペグダウンします。
付属のポールを幕の内側にいれてセットします。そのまま幕体を引っ張るように広げれば、ひとりでの設営でもポールが倒れることはありませんので、サイドをペグで固定します。
同じように反対側もポールを立ち上げてペグで固定。
一番手前を2カ所、ペグダウン。これでシェルターは8割完成しました。
グランドシートを装着します。幕体を固定しているペグに、シートのコードを引っかけます。
手前側は、ポールを差し込みます。ポールを正しい位置に固定できますし、不意にポールに手を掛けてしまってズレるなんてこともありません。何よりグランドシートをビシッと広げられます。このアイデア、秀逸です。
最後に、ポールが飛び出ているので、ここに張り綱をかけて、ペグダウンすれば完成。もちろん、ファスナー加工やはと目加工をしなくてもいいんです。
手順を細かく教えてもらったので大変そうに見えますが、完成まで約5分。教えてくれた担当者は設営に慣れているとはいえ、とってもスピーディー。一般ユーザーは倍の時間かかるとして、10分あれば設営できそうです。