■機能
グランドシートは187×93×H10cm。ソロであれば、大柄な人も余裕で眠れて、荷物を置くスペースもあります。
雨の日も安心のバスタブ形状。小石や砂などを蹴り入れることも防ぐので「いつの間にか石が入っててエアマットに穴があいた!」なんて不運に襲われる確率も低いというわけ。
グランドシートとフライシートの間は、最大約50cmのスペースがあります。ブーツやクッカー、ヘルメットなどを保管するスペースを確保できます。
ファスナーには赤いロープが取り付けられています。ファスナータブがどこかひと目で認識できますし、グローブをしたままでも扱いやすいのがうれしいですね。
キャノピーになるフロントパネルは、途中にトグルが付いています。
日差しの状況によって、全開にせず途中まで巻き上げるなんてこともできるわけ。
6月にはメッシュインナー(9800円/税別)が発売される予定。虫を気にせず、ちょっぴり武骨な男前キャンプができます。こちらも楽しみ。
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パップテントの武骨さと、日本の気候とキャンプシーンを考慮した機能性、そのいいとこ取りをしたのが炎幕です。
コットン100%の幕体は火の粉で穴があきにくく、炎幕のそばで小さな焚き火を楽しめるのも魅力でしょう。
なにより、パリッとしたコットンが、使っているうちにクタッと自分だけの風合いに変化。自分色に染まっていく様子が楽しく、キャンプに連れて行きたくなるテントといえます。
>> テンマクデザイン「炎幕」
>> 連載[アウトドア銘品図鑑]
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(取材・文/大森弘恵)